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ラグビーに関する雑学!

様々な体格の人たちが紳士の精神でぶつかり合う球技

皆さん、こんにちは!

今回はラグビーに関する雑学をご紹介します!

パワフルなタックル、緻密な戦略、そして熱いスポーツマンシップ――ラグビーは見る人を魅了するスポーツです。

その起源は19世紀のイギリスにさかのぼり、現在では世界中で愛されています。

本記事では、ラグビーの歴史や基本ルール、そしてその奥深い魅力について解説します。

 

ラグビーの発祥と歴史

ラグビーは19世紀初頭、イングランドラグビー校で誕生しました。

1823年、ウィリアム・ウェブ・エリスがサッカーの試合中にボールを手に持って走ったことが起源とされて
います。

この逸話を記念して、ラグビー・ワールドカップの優勝トロフィーは彼の名前を冠した「ウェブ・エリス・
カップ」となっています。

その後、ラグビーはイギリスの植民地を通じて世界中に広がり、現在では国際的なスポーツとして人気を
博しています。

特にニュージーランド南アフリカ、オーストラリアなどが強豪国として知られています。

 

ラグビーの基本ルール

ラグビーは、1チーム15人で行われるスポーツで、試合時間は80分(前後半40分ずつ)です。

ボールを持った選手がゴールラインを越える「トライ」が最も重要な得点方法で、5点が与えられます。

その後、追加の「コンバージョンキック」で2点を獲得するチャンスがあります。

また、ペナルティから得点を狙う「ペナルティキック」やフィールド上から直接蹴り込む「ドロップゴール」でも得点が可能です。

ラグビーの魅力は、力強いタックルや戦術的なプレーだけでなく、フェアプレーの精神「ラグビーの紳士道」にもあります。

 

日本での人気と競技としての成長

日本では、ラグビーは大学スポーツとして発展しました。

特に早稲田大学慶應義塾大学明治大学などの伝統校が牽引してきました。

1964年の東京オリンピックではデモンストレーションスポーツとしてラグビーが採用され、その後、国内でも徐々にプロリーグが発展していきました。

2019年、日本で開催されたラグビー・ワールドカップでは、日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」が初めて
ベスト8に進出し、国内外で大きな注目を集めました。

この大会はラグビー人気を飛躍的に高め、多くの人々がラグビーの魅力に触れる機会となりました。

 

ラグビーの多様性と文化

ラグビーは、体格や特性が異なる選手が活躍できるスポーツです。

スピードが求められるウィング、戦術の核となるスクラムハーフ、そして力強さを発揮するフォワードなど、さまざまなポジションがあります。

そのため、どんな体型や性格の人でも自分に合った役割を見つけやすい点が魅力です。

また、ラグビーには「ハカ」など、試合前に行われる文化的なパフォーマンスも注目されています。

ニュージーランド代表チーム「オールブラックス」のハカは特に有名で、対戦相手への敬意を示すとともに、試合への意気込みを表現します。

 

ラグビーの未来

ラグビーは、スポーツとしての魅力だけでなく、人々を結びつける力を持っています。

特に国際大会では、異なる文化や背景を持つ選手やファンが一堂に会し、友情や敬意が育まれます。

今後、日本でもラグビーの普及がさらに進むことが期待されています。

学校教育や地域クラブを通じて、次世代の選手たちが育成され、国際舞台での活躍が楽しみです。

 

ラグビーボールの楕円形の理由

ラグビーボールの楕円形は、ラグビー創始時の素材に由来しています。

当初、豚の膀胱を膨らませ、それを革で覆ってボールを作っていました。

この膀胱の自然な形が楕円形だったため、現代のボールもその特徴を引き継いでいます。  

現在のラグビーボールは、4つのパネルで構成され、素材はシンセティックラバーやナイロンなどが使われて
います。

この形状は、ボールの持ちやすさや独特のバウンドを可能にし、戦略的なキックやパスに寄与します。

 

トライの意味

ラグビーの「トライ」という得点方法は、元々は得点そのものではなく、ゴールキックを試す権利を得るための「挑戦」を意味していました。

19世紀のルールでは、ゴールポスト間を通すキックが得点の基本で、トライはそのための準備段階でした。  

現在では、トライ自体が得点としてカウントされ、ゴールキック(コンバージョンキック)は追加得点としての役割を持っています。

この名称の由来がラグビーの歴史の深さを物語っています。

 

ハカのパフォーマンス

ニュージーランド代表「オールブラックス」による「ハカ」は、ラグビー界で最も有名な儀式の一つです。

ハカはマオリ族の伝統的な戦いの踊りで、相手チームへの挑戦と同時に自らの結束を高める意味があります。

オールブラックスは試合ごとに異なるハカを披露することがあり、有名な「カマテ」や、「カパオパンゴ」
などがあります。

特にワールドカップなどの大舞台では、観客と選手の間に緊張感を生む瞬間として注目されています。

 

ラグビーの最長試合の記録

2011年、イギリスでチャリティーイベントとして行われたラグビーの試合は、26時間以上続きました。

この試合は、ギネス世界記録に認定され、多くの人々を驚かせました。

選手たちは交代しながらプレーを続け、試合の収益は慈善団体に寄付されました。

このような長時間の試合は、ラグビーが持つコミュニティ精神と団結力を象徴するイベントの一例です。

 

ラグビーとサッカーの分岐点

ラグビーとサッカーは、19世紀初頭まで同じスポーツのルールから派生しました。

1823年、イングランドラグビー校で行われた試合中、ウィリアム・ウェブ・エリスという学生がボールを
手に持って走ったことがラグビーの始まりとされています。

その後、1863年にサッカー協会(FA)が設立され、手を使うルールが禁止されました。

一方で、ラグビーは独自のルールを発展させ、別々のスポーツとして確立されました。

 

ウィリアム・ウェブ・エリスカップ

ラグビーワールドカップの優勝トロフィーは、「ウィリアム・ウェブ・エリスカップ」と呼ばれています。

トロフィーは純金製で、高さ38cm、重さ約4.5kgです。

このカップは、ラグビー発祥の地であるイングランドでデザインされました。

トロフィーには、優勝チームの名前が刻まれ、ラグビー界で最も栄誉ある賞として位置づけられています。

 

女性ラグビーの歴史

女性ラグビーの記録は、1917年のフランスが最古とされます。

現在では、ワールドカップが開催され、オリンピックでも7人制ラグビーが正式種目になっています。

女性ラグビーは特にヨーロッパとオセアニアで人気が高く、観客動員数も増加しています。

 

ラグビーの別名と地域ごとの違い

ラグビーは「ラグビー・ユニオン」と「ラグビー・リーグ」という2つの主要な形式があります。

ラグビー・ユニオンは15人制、ラグビー・リーグは13人制で、試合のルールや戦術が異なります。  

また、オーストラリアではラグビー・ユニオンを「ユニオン」と呼び、リーグと区別することがあります。

 

ラグビーの精神「ノーサイド

ラグビーでは試合が終了した瞬間から敵味方の区別がなくなるという意味で「ノーサイド」という言葉が
使われます。

この言葉は、試合後の選手たちの握手や健闘を称え合う姿に現れ、ラグビースポーツマンシップを象徴しています。

 

7人制ラグビーの特徴

7人制ラグビーは、15人制よりもスピード感があり、試合時間は14分(7分ハーフ)と短いのが特徴です。

この形式はオリンピック種目にもなり、2016年のリオデジャネイロオリンピックではフィジーが金メダルを
獲得し、国中で大きな祝賀が行われました。

 

おわりに

ラグビーは、競技の迫力だけでなく、その背後にある文化や精神が多くの人々を魅了しています。

一度試合を観戦すれば、その奥深さに引き込まれることでしょう。

ぜひラグビーに触れて、その魅力を体感してみてください!

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

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