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銀行に関する雑学!

お金を預けるだけじゃない、その役割と未来

皆さん、こんにちは!

今回は銀行に関する雑学をご紹介します!

私たちの生活に欠かせない「銀行」。

給与の振込や預金、ローンの利用、投資など、多くの人が銀行サービスを活用しています。

しかし、銀行の歴史や仕組みを詳しく知る機会は意外と少ないものです。

今回は、銀行の成り立ちや役割、そしてちょっとした雑学まで、銀行の世界を深掘りしてみましょう!

 

銀行の歴史

銀行の起源は、古代文明にまでさかのぼります。

最も古い銀行の形態は、紀元前2000年頃のメソポタミア文明の寺院や宮殿で行われていた穀物銀行です。

人々は収穫した穀物を預け、必要なときに引き出すことができました。

これが、後の「預金」と「貸付」の原型とされています。

現在の銀行の原型に近い形が登場したのは、14世紀頃の中世ヨーロッパです。

イタリアのフィレンツェヴェネツィアで、メディチ家などの富裕商人が為替手形を活用した金融システムを確立しました。

日本初の銀行は、1873年に設立された第一国立銀行(現在のみずほ銀行)です。

当時の日本は近代化の真っ最中で、欧米の金融制度を取り入れながら発展していきました。

 

銀行の役割とは?

銀行は単に「お金を預ける場所」ではなく、経済を支える重要な役割を担っています。

  • 💰預金業務
    私たちが銀行に預金することで、銀行はその資金を企業や個人に貸し出し、経済循環を生み出します。  

 

  • 🏦融資(貸付)業務
    企業が新しいビジネスを始めるための資金や、個人が住宅ローンを組む際など、銀行は貸し付けを行う
    ことで経済を活性化させます。  

 

  • 💸決済サービス
    給与の振込やクレジットカード決済、電子マネーのチャージなど、現金を使わずにお金をやり取りする
    システムを提供しています。

 

  • 投資・資産運用サポート
    近年では、投資信託やNISA(少額投資非課税制度)などの資産運用サービスも充実し、個人の資産形成を支援しています。

 

ATM手数料をゼロにする方法

銀行のATM手数料は、ちょっとした工夫で節約できます。

知らず知らずのうちに手数料を払っている人は、ぜひチェックしてみましょう!

ネット銀行を利用する

ネット銀行(楽天銀行住信SBIネット銀行・PayPay銀行など)は、店舗を持たない代わりに、手数料無料のサービスが充実しています。

オススメのネット銀行と特徴は以下の通りです。

 

コンビニATMの無料時間帯を活用する

メガバンク地方銀行でも、特定の時間帯は手数料無料になることがあります。

無料になりやすい時間帯は、以下のようになっています。

  • 平日 8:45〜18:00 → 無料(※一部例外あり)です。

  • 土日祝・時間外 → 110円〜220円の手数料がかかります。

企業によっては、特定の銀行の手数料を無料にしている場合があります。

給与振込口座を変更できる場合は、手数料のかからない銀行に設定するのも手です。

 

キャッシュレス決済を活用する

ATMを使う機会そのものを減らすのも手です。オススメのキャッシュレス決済は以下の通りです。

現金を使わない習慣をつければ、ATM手数料の節約だけでなく、ポイント還元も受けられます。

 

🏦世界一大きな銀行は?

現在、世界最大の銀行は 中国工商銀行(ICBC:Industrial and Commercial Bank of China) です。

2024年時点のICBCの規模は、総資産が4兆ドル以上(約600兆円)で世界中に展開しています。

個人向け銀行業務から国際的な投資業務まで幅広く展開しています。

日本の銀行と比較すると、三菱UFJ銀行の総資産は約4,000億ドル(約60兆円)、みずほ銀行三井住友銀行も1,500〜2,500億ドル規模となっています。

中国の銀行は国策として強力に支援されており、特に一帯一路政策の一環で海外投資を増やしているため、
規模が急成長しています。

 

🔐銀行強盗を防ぐための仕組み

銀行では、最新の技術を駆使して犯罪防止対策が取られています。

  • ダイ・パック(偽札用インク)
    ダイ・パックは、銀行強盗が持ち去った現金を無効化する仕組みです。
    強盗が持ち逃げした現金に仕込まれており、一定時間後に爆発します
    高温のインクが飛び散り、札束が赤や青に染まり、使い物にならなくなります
    インクの成分は洗い落とせず、盗まれたお金を特定しやすくする効果もあります。

 

  • 入店時のカメラ認識システム
    銀行に入ると、入り口のカメラが瞬時に来店者の顔をスキャンし、過去に犯罪歴がある人物を自動識別
    します

    怪しい行動(顔を隠す・不審な動き)を検知すると警備員が対応します。

 

  • 一定時間後に開く金庫
    銀行の金庫は、ボタンを押してもすぐには開かない仕組みになっています
    開錠までに数分〜数十分かかるため、強盗はその場で現金を手にできず、警察が到着するまでの時間稼ぎ
    になります

最近では、AI監視システムや生体認証などを取り入れたセキュリティも導入され、犯罪防止策がさらに強化
されています。

 

銀行にお金を預けると減るって本当?

「銀行に預けてもお金が増えないどころか、減ってしまう」と感じる人も多いのではないのでしょうか?

日本は長年の低金利政策の影響で、普通預金金利は年0.001%ほどです。

100万円を預けた場合の1年間の利息は、普通預金金利0.001%)の場合は10円、定期預金(金利0.002〜0.02%)の場合は最大200円程度です。

一方で、ATM手数料は1回110円〜220円かかり、手数料を払うだけで金利分を大きく上回ってしまいます。

 

お金を増やすにはどうする?

銀行に預けているだけでは資産は増えないため、以下の方法を活用するとよいでしょう。

 

  • 投資型の資産運用を検討する
    定期預金よりも「積立NISA」や「投資信託」 の方が利回りが高いです。
    企業型DC(確定拠出年金) などを活用して将来に備えましょう。

 

  • 住宅ローンの繰り上げ返済
    余剰資金があるなら、住宅ローンを早めに返すことで支払総額を減らせます。

 

おわりに

銀行は私たちの生活や経済を支える重要な存在ですが、預金だけでなく、資産運用や決済サービスの活用方法を工夫することで、より賢く利用できます。

ATM手数料の節約やネット銀行の活用など、小さな工夫でお金を有効に管理しましょう!  

銀行の歴史や雑学を知ることで、今まで何気なく利用していた銀行の仕組みが、より身近に感じられるかも
しれませんね。

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!