千年の歴史を誇る京都の守護神
皆さん、こんにちは!
今回は八坂神社に関する雑学をご紹介します!
八坂神社とは?
京都市東山区にある八坂神社は、厄除けや疫病退散のご利益で知られる神社で、全国に約2,300社ある八坂
神社・祇園社の総本社です。
地元では「祇園さん」と親しまれ、京都観光の定番スポットの一つとしても有名です。
八坂神社創建の歴史
八坂神社の創建は、656年(飛鳥時代)と伝わっています。
渡来人である秦氏が、現在の地に素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀ったことが始まりとされています。
平安時代には京の都を守る神社として崇敬を集め、特に疫病退散を願う信仰が広まりました。
平安時代の869年、京で疫病が流行した際、当時の人々が祇園精舎の守護神である素戔嗚尊を祀り、66本の鉾を立てて祈願しました。
これが後の「祇園祭」の起源となり、現在も毎年7月に盛大に行われています。
八坂神社のご祭神とご利益
八坂神社のご祭神とご利益は、以下の通りです。
八坂神社の主祭神
八坂神社のご祭神は、日本神話に登場する素戔嗚尊(スサノオノミコト)です。
素戔嗚尊は荒ぶる神とされる一方で、災厄を払う力を持つとされ、疫病除けの神として信仰されています。
また、その妃神である櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、さらに八柱の御子神も祀られています。
これらの神々は家庭円満や商売繁盛、健康長寿のご利益があるとされています。
八坂神社のご利益
八坂神社は様々なご利益で知られています。
- 厄除け・災厄除け
素戔嗚尊は災厄を払い、人々を守る神として信仰されています。
- 疫病退散
創建当初から疫病を鎮める神社として知られています。
- 商売繁盛
参拝者の多くが商売繁盛の願掛けを行います。
- 美容祈願
境内の「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」には、美しくなるご利益があるとされる湧き水があります。
祇園祭と八坂神社の関係
869年に都で疫病が流行した際、祇園精舎の守護神である素戔嗚尊を祀り、66本の鉾を立てて祈願しました。
これが祇園祭の起源とされ、その後、毎年7月に八坂神社の祭礼として開催されるようになりました。
祇園祭の見どころ
- -山鉾巡行(やまほこじゅんこう):豪華な山鉾が市内を練り歩きます。
- 神輿渡御(みこしとぎょ):神輿が市内を巡り、疫病退散を祈願します。
- 宵山(よいやま):祭りの前夜、山鉾がライトアップされ幻想的な雰囲気に。
祇園祭は京都三大祭の一つであり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
八坂神社の見どころ
八坂神社の見どころは、以下の点にあります。
- 西楼門(さいろうもん)
八坂神社の象徴ともいえる朱色の楼門です。夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気が楽しめます。
- 美御前社(うつくしごぜんしゃ)
美容の神様を祀る小さな社です。
境内の湧き水「美容水」を肌に塗ると美しくなるとされ、特に女性の参拝者に人気です。
- 舞殿(まいでん)
祭事や神楽が行われる場所で、年末年始や節分祭では特に賑わいます。
八坂神社のアクセス情報
おわりに
八坂神社は、京都の歴史と文化を象徴する重要な神社であり、厄除けや健康祈願のパワースポットとして多くの人々が訪れます。
特に7月の祇園祭や春の桜、秋の紅葉の時期には、幻想的な美しさに包まれます。
また、境内には美容祈願ができる美御前社や縁結びのご利益があるとされるスポットもあり、女性にも人気があります。
京都観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
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