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SDカードに関する雑学!

小さなカードに大きな力!

皆さん、こんにちは!

今回はSDカードに関する雑学をご紹介します!

SDカード(Secure Digitalカード)は、今や私たちの生活に欠かせない記録メディアの一つです。

スマホ・カメラ・ドライブレコーダー・ゲーム機など、あらゆるデジタル機器で使用されています。

今回は、SDカードの仕組み、種類、スピード、注意点、進化の歴史まで、徹底的に深掘りしてご紹介します!

 

🗃️ SDカードとは?──フラッシュメモリの代表選手

SDカードは、パナソニックSanDisk東芝が2000年に共同開発したフラッシュメモリ型の記憶媒体です。

サイズはたったの32mm × 24mm × 2.1mmと小型ながら、数十GB〜数百GBのデータを保存可能です。

SDカードには、以下の特徴があります。

  • 電源がなくてもデータを保持できる(不揮発性メモリ)

  • 軽くて衝撃に強い

  • 消去・再書き込みが可能

  • 差し替えが簡単で扱いやすい

 

🗃️ 容量によるSDカードの種類と違い

SDカードには、保存容量の上限に応じて4つの規格が存在します。

  • SD(SDSC)
    容量:~2GB
    ファイル形式:FAT16
    表記例:SD 2GB

 

  • SDHC
    容量:4~32GB
    ファイル形式:FAT32
    表記例:SDHC 32GB

 

  • SDXC
    容量:64GB~2TB
    ファイル形式:exFAT
    表記例:SDXC 128GB

 

  • SDUC(新)
    容量:2TB~128TB
    ファイル形式:exFAT
    表記例:SDUC(今後普及)

古い機器ではSDXCやSDUCに対応していないことがあるため、機器の対応規格を必ず確認しましょう。

 

🗃️ スピードクラスもチェックしよう

SDカードは容量だけでなく、読み書き速度も選ぶ際の重要なポイントです。

用途によって必要なスピードが異なります。

  • スピードクラス(Class 2〜10)
    🗃️ Class 2:最低2MB/s → 音楽録音向けです。

    🗃️ Class 10:最低10MB/s → フルHD動画向けです。

 

  • UHSスピードクラス(U1・U3)
     🗃️ U1:最低10MB/s

    🗃️ U3:最低30MB/s → 4K動画に最適です。

 

  • ビデオスピードクラス(V6~V90)
    🗃️ V30:最低30MB/s → 4K録画に対応しています。

    🗃️ V90:最低90MB/s → 8K録画など

 

🗃️ 用途別のオススメSDカード

用途別のオススメのSDカードを紹介します。

  • デジカメ・一眼レフ
    推奨規格:SDXC + U3 or V30
    備考:高速連写に対応できます。

 

 

  • スマートフォン
    推奨規格:microSDXC + A1 or A2
    備考:アプリ保存に向いています。

 

  • ビデオカメラ(4K)
    推奨規格:SDXC + V30以上
    備考:高速転送には必須です。

 

  • ゲーム機(Switch等)
    推奨規格:microSDXC + UHS-I
    備考:ローディング時間の短縮に繋がります。

 

🗃️ SDカードのトラブル防止&長持ちのコツ

SDカードは便利ですが、消耗品でもあります。データ保護のため、以下に注意しましょう。

  • 定期的にバックアップを取る

  • パソコンからは「安全な取り外し」で抜く

  • 不要なデータは整理・削除しておく

  • 高温多湿・直射日光を避ける

  • 長期間使い続けない → 2〜3年が交換目安です。

データ復旧が必要な場合は、市販のソフトや専門業者への依頼が必要です。

 

🗃️ SDカードの歴史と進化

SDカードは、スマートフォンやデジカメ、ゲーム機など様々なデジタル機器に使われている小型のメモリーカードです。

その登場から現在に至るまで、容量・速度ともに大きな進化を遂げてきました。

🗃️ SDカードの誕生

SDカードは、1999年にパナソニック・サンディスク・東芝の3社によって共同開発されました。

当時は「マルチメディアカード(MMC)」というメモリーカードが既に存在していましたが、著作権保護機能(CPRM)やデータの安定性を強化した新規格として登場しました。

  • 初期のSDカードの特徴
    🗃️ 容量:8MB〜64MB程度

    🗃️ 主な用途:デジカメ、音楽プレーヤー

    🗃️ 通信速度:約12.5MB/秒(初期)

 

🗃️ SDHC(High Capacity)登場

時代とともに、写真や動画のデータ容量が増加しました。

これに対応する形で2006年に登場したのがSDHCカードです。

デジカメの高画質化により、SDHCの普及が一気に加速しました。

 

🗃️ SDXC(eXtended Capacity)登場

さらに大容量・高速化を求める声に応え、SDXC(eXtended Capacity)が2009年に登場しました。

  • SDXCの進化点
    🗃️ 容量:最大2TBまで対応

    🗃️ ファイルシステムexFAT

    🗃️ 特徴:高画質動画(4K)や連写などに対応しています。

この規格の登場により、SDカードは高性能なビデオカメラや一眼レフに使われることが増えました。

 

🗃️ SDUC(Ultra Capacity)登場

SDXCを超える次世代規格として、2018年にはSDUC(Ultra Capacity)が発表されました。

  • SDUCの進化点
    🗃️ 最大容量:128TB(理論上)

    🗃️ 特徴:8K動画・360度映像などにも対応可能な規格

SDUCは市場にはまだあまり普及していませんが、将来性のある規格として期待されています。

 

転送速度の進化:UHSとVideo Speed Class

SDカードは容量だけでなく、読み書き速度も大きく進化してきました。

  • UHS-I :104MB/秒 → 一般的なSDXCカードで一番多い規格です。

  • UHS-II:312MB/秒 → プロ向けカメラなどで使用されています。

  • UHS-III:624MB/秒 → 現在はあまり普及していません。

  • Video Speed Class:V6〜V90(MB/秒) → 高画質動画撮影に対応しています。

 

microSDカードの登場

2005年には、microSDカードが登場しました。

microSDカードは、SDカードよりもさらに小さいサイズ(15×11×1mm)のSDカードです。

スマートフォンの普及とともに、急速に広まりました。

同じくSDHC/microSDHC、SDXC/microSDXC、SDUC/microSDUCなどの規格があります。

変換アダプターを使えば、通常のSDカードとしても使えます。

 

おわりに

SDカードは、あらゆるデジタル機器で活用される便利な記録メディアです。

ただし、容量・スピード・対応規格をしっかり確認して選ばないと、せっかくのデータが無駄になることも
あります。

大切な思い出や情報を守るためにも、SDカードの基本知識を押さえて、自分に合った1枚を選びましょう!

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!