神話と縁結びの聖地
皆さん、こんにちは!
今回は出雲大社に関する雑学をご紹介します!
古事記や日本書紀にも登場し、古代から日本人に深く信仰されてきた特別な神社です。
神々が集う地として、全国から参拝客が絶えないこの場所には、歴史と神秘が息づいています。
今回は、そんな出雲大社の魅力をたっぷりご紹介します!
⛩ 出雲大社とは?
島根県出雲市に位置する出雲大社は、日本を代表する神社で、縁結びの神様として絶大な人気を誇ります。
正式名称は「いずもおおやしろ」です。
主祭神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、縁結びだけでなく、国づくり、農業、商売繁盛、
厄除けの神様としても広く信仰されています。
その存在は、『古事記』『日本書紀』といった日本最古の歴史書にも記されており、日本人の精神文化に深く根づいています。
📜 出雲大社の創建と歴史
出雲大社の創建時期は明確ではありませんが、神話の時代にまでさかのぼるとされています。
大国主大神は、国土を築き上げた後、天照大神に国を譲る「国譲り」を行いました。
その際、「国を譲る代わりに、私のために壮麗な神殿を建ててほしい」と願ったのが、出雲大社のはじまりと伝えられます。
かつての本殿は、現在よりもはるかに高く、48m以上の高さがあったとされます。
これは現代の10〜15階建てビルに相当します!
2000年には、境内から巨大な柱跡(直径1mを超える杉の木を3本束ねたもの)が発見され、神話上の「超高層神殿」の存在が史実に近いものであったことが証明されつつあります。
🙏 出雲大社の参拝作法
多くの神社では「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」が正式な作法です。
これは、大国主大神への特別な敬意を表すために、通常よりも多く拍手を打つとされています。
また、出雲大社の鳥居をくぐる際は、必ず一礼をしてから進むのがマナーです。
境内に一歩足を踏み入れるだけでも、凛とした空気を感じられます。
🎃 10月は神在月(かみありづき)
日本全国では10月を「神無月」と呼びますが、出雲地方だけは「神在月(かみありづき)」と呼びます。
そのように呼ぶ理由は、全国の八百万の神々が出雲に集結し、1年の縁結びや運命について話し合うとされて
いるからです。
神在月には「神在祭(かみありさい)」など、特別な神事が出雲大社で執り行われます。
✔ 出雲大社の見どころ
- 御本殿(国宝)
日本最古の神社建築様式「大社造(たいしゃづくり)」で建てられています。
現在の本殿は1744年に再建されたものですが、今も荘厳な姿を誇ります。
- 神楽殿の大注連縄
長さ約13.6m、重さ5トン!日本最大級の注連縄が掲げられ、参拝者を圧倒します。
「注連縄に硬貨を投げて刺さると願いが叶う」という噂もありますが、正式には控えましょう。
- 松並木の参道
第一の鳥居から続く長い参道には、立派な松の木が並び、そこを歩くだけで心が浄化されるような感覚になります。
四季折々で違った表情を見せる美しい景観です。
おわりに
出雲大社は、古代から現代に至るまで、数えきれない人々の願いや想いを受け止めてきた特別な場所です。
縁結びだけでなく、家族の幸せ、仕事の成功、人生の節目に訪れる人も多く、訪れるたびに新たな気づきと
ご縁をもたらしてくれます。
四季折々に表情を変える神聖な空気の中で自分自身と静かに向き合う時間を過ごしてみるのもオススメです。
日常から少し離れて、出雲の地で心をリセットしてみてはいかがでしょうか。
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
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