ロマンスカーに関する雑学！ - 面白雑学・豆知識ブログ！

皆さん、こんにちは！

今回はロマンスカーに関する雑学をご紹介します！

首都圏から箱根・江の島などの観光地へとつながる、人気の特急列車・ロマンスカー。

その名前を聞くだけで、ちょっと特別な旅の気分に浸れるという方も多いのではないでしょうか？

今回は、そんなロマンスカーの魅力や歴史、人気車両についてご紹介します。

この「ロマンスカー」という愛称は、1957年（昭和32年）より登場したSE（3000形）の導入とともに誕生
しました。

この愛称は、「ロマンスシート」と呼ばれる2人掛けのクロスシート（前向き固定のペアシート）にちなんだ
ものです。

元々は、映画館などでカップル向けの座席を指していた言葉です。

それを列車に取り入れたことで、親密な関係の人同士が景色を楽しみながら旅をできるようになり、「特別な列車」というイメージが生まれました。

1957年にデビューした小田急3000形「SE」（Super Expressの略）は、今のロマンスカーの原点とも言える革新的な車両です。

車両構造の先進性
車両には、軽量構造のアルミ合金を用い、空気ばね式の台車を採用するなど、当時としては最先端の技術を多数搭載しました。
走行安定性も高く、長距離でも快適な乗り心地が実現されていました。

世界最速を記録した試運転
なんと1957年9月27日、東海道本線での試運転で145km/hを記録しました。
これは当時、世界の電車における最速記録であり、新幹線開発の先駆けになったとも言われています。
この成果が、後の東海道新幹線の設計思想にも影響を与えたと考えられています。

SE車は新宿～小田原間を約1時間10分で走破し、首都圏から箱根へのアクセスを大幅に短縮しました。

当時の観光ブームとも相まって、「小田急ロマンスカー」のブランドは一気に浸透しました。

その後、SE車の構造をベースに後継車（NSE、LSEなど）が次々と開発され、「小田急の特急＝ロマンス
カー」という図式が定着していきます。

昭和30～40年代当時、まだ日本では特急列車が庶民にとって特別な存在だった時代でした。

ロマンスカーはちょっと背伸びした大人の旅や家族の特別なお出かけとして、誰もが「一度は乗ってみたい」と憧れる存在となりました。

ロマンスカーには、時代ごとにデザイン・機能ともに進化した名車両が数多く存在します。

ロマンスカーは小田急線を走り、様々な観光地へアクセス可能です。

ロマンスカーは特急券（事前予約制）を購入することで、指定席にゆったりと座って旅ができます。

駅弁や車内販売を楽しみながら、のんびりと移動できるのも魅力です。

ロマンスカーに乗るには、通常の乗車券のほかに特急券（座席指定）が必要です。

主な購入方法は、以下の通りです。

ロマンスカー＠クラブ（Web予約サイト）
スマホやPCから事前予約が可能です。希望の座席（展望席など）も細かく指定できて便利です。
会員登録すれば乗車ポイントも貯まります。

※展望席など人気座席は早めの予約が必須！

ロマンスカーは、その洗練されたデザインとブランド力から、鉄道ファン向けのグッズも豊富に展開されて
います。