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旧古河庭園に関する雑学!

🏰 花と歴史が織りなす名園 🏰

皆さん、こんにちは!

今回は旧古河庭園に関する雑学をご紹介します!

東京・北区にある旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)は、洋館・洋風庭園・日本庭園が一体となった、
まるで物語の中に迷い込んだかのような場所です。

重厚な石造りの洋館と四季を彩る花々が織りなす風景は、まるでジブリ映画のワンシーンのようです。

今回は、そんな旧古河庭園の魅力をたっぷりご紹介します。

 

📜 明治の華やぎを今に伝える庭園の歴史

旧古河庭園は、元々は明治の元勲・陸奥宗光の邸宅だったものを、のちに古河財閥の古河家が譲り受けて整備したものです。

現在の洋館と洋風庭園は、日本の近代建築を代表する建築家・ジョサイア・コンドルが手がけたものです。

和風庭園は、京都の庭師・小川治兵衛(植治)によって造園されました。

  • 洋館:大正6年(1917年)竣工。英国ジョージアン様式の重厚なデザインです。

  • 庭園:西洋式庭園と日本庭園が段状に配置されており、洋と和の美が同時に楽しめます。

 

🌹 四季折々の花が楽しめる

旧古河庭園は、バラの名所としても知られており、春と秋のバラの季節には多くの人々が訪れます。


  • チューリップやサクラ、そして5月には約100種・200株以上のバラが見頃を迎えます。
    春のバラフェスティバルではライトアップも楽しめます。

 


  • 秋バラと紅葉の共演が美しく、昼と夜で異なる表情が楽しめます。
    モミジやイチョウが日本庭園を色鮮やかに彩ります。

 

🍵 和洋の融合を感じる空間

旧古河庭園の魅力は、洋館のエレガントさと日本庭園の静謐さが段差構造で共存している点です。

階段を下りるごとに風景がガラリと変わり、まるでタイムスリップしたような感覚になります。

  • 洋風庭園:左右対称にデザインされた本格的なフランス式庭園です。

  • 日本庭園:池泉回遊式の伝統的な庭園で、季節の移ろいが感じられます。

 

🎫 旧古河庭園へのアクセス・基本情報

 

🏛 洋館内部の見学は予約制!建築ファン必見の見どころ

洋館の内部は通常は公開されておらず、事前予約制のガイドツアー(有料)でのみ見学可能です。

内部は明治・大正の近代建築様式を色濃く残しており、建築ファンやインテリア好きの方にはたまらない空間です。

見学ツアーでは以下のようなポイントをチェックできます。

  • 重厚なマントルピースやシャンデリア

  • 外国から輸入された家具や装飾品

  • 当時の迎賓空間を再現した客間やダイニングルーム

  • 窓から望む洋風庭園とバラの風景

見学ツアーは主に公益財団法人・大谷美術館友の会が主催しており、月ごとに日程が公開されます。

 

🏠 歴史ある迎賓館としての役割

この洋館は、旧古河財閥の迎賓館としても利用されていました。

外交関係者や政財界の重鎮など、国内外の要人がこの館を訪れ、晩餐会や会談などが行われていました。

設計者のジョサイア・コンドルは、日本の近代建築の父とも呼ばれ、ニコライ堂や岩崎邸庭園洋館など、数々の名建築を手がけた人物です。

重厚な石造り、バランスの取れた左右対称の外観、英国風の意匠などが随所に見られます。

 

📸 フォトジェニックな人気スポット

旧古河庭園の洋館とバラ園は、写真撮影スポットとしても高い人気を誇ります。

特に以下の用途で利用されています。

  • ウェディングフォト
    バラの咲き誇る季節に、クラシカルなドレスと洋館を背景に撮影するカップルが多数います。
    結婚式場のロケーションフォトとしても選ばれることがあります。

 

  • コスプレ撮影
    洋風・和風どちらの衣装にもマッチする背景として、コスプレイヤーにも人気です。
    和装×日本庭園、洋装×洋館など、複数のスタイルでの撮影が可能です。

※撮影には事前の撮影許可申請が必要です。規約に従い、他の来園者の迷惑にならないよう配慮されて運営
されています。

 

おわりに

旧古河庭園は、歴史的価値のある建築と美しい自然が融合した、まさに文化と癒しの庭園です。

季節を感じながら、ゆったりと時を過ごしたいときに訪れるのにぴったりのスポットです。

まだ行ったことのない方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!