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英語検定に関する雑学!

英語力の証明から将来へのパスポートまで

英ナビ!より

皆さん、こんにちは!

今回は英語検定に関する雑学をご紹介します!

英検は日本人にとって最も身近な英語資格の一つです。

初めての英語検定として親しまれる一方、ハイレベルな1級ではビジネスや学術の場でも通用する実力が問われます。

この記事では、英検の概要、活用方法、学習法、さらには豆知識まで幅広くご紹介します。

 

🏫 英検とは何か?その起源と目的

英検(正式名称:実用英語技能検定)は、1963年にスタートした日本生まれの英語検定試験です。

公益財団法人 日本英語検定協会が主催し、文部科学省が後援しています。

英語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能をバランスよく評価することが目的で、累計受験者数は延べ1億人を超えています。

日本国内での普及率が高く、小学生からシニア世代まで、年齢や目的を問わず受験できるのが魅力です。

 

🧩 英検の級の構成と難易度の目安

英検は全部で7つの級があり、初心者から上級者まで段階的にスキルアップできます。

  • 5級:中学初級程度 → リーディング・リスニングのみです。

  • 4級:中学中級程度 → 5級と同じく、リーディング・リスニングのみです。

  • 3級:中学卒業程度 → 一次試験に加えて、面接(二次試験)もあります。

  • 準2級:高校中級程度 → 実用的な英語を問います。

  • 2級:高校卒業〜大学入試程度 → ニュース記事やエッセイなども出題されます。

  • 準1級:大学中級・ビジネス初級程度 → 抽象的なトピックの英作文・面接があります。

  • 1級:大学上級〜ネイティブ並 → 高度な読解力、語彙力、意見構築力が必要です。

3級以上ではスピーキング面接が実施され、実際に話せる英語力が試されます。

 

✈️ 英検の活用シーンはこんなに幅広い!

英検は様々な場面にて活用することができます。

  • 教育分野での活用
    中学・高校・大学入試での優遇措置(点数加算、英語試験免除など)になります。
    また、学校推薦・AO入試での加点要素にもなり、学習意欲を高める目標としても人気です。

 

  • 就職や転職でのアピール材料
    企業によっては2級以上を英語スキルの証明として採用時に評価されます。
    特に準1級・1級は高度な英語力の証として有利です。

 

  • 留学・海外渡航
    一部の海外大学で英検のスコアを英語力の証明として受け入れられています。
    英語圏への交換留学の応募条件にもなるケースもあります。

 

📖 英検の勉強方法のポイントとコツ

英検合格のためには、級ごとに対策の方法を工夫することが大切です。

  • 単語力を積み上げよう
    英検は語彙のレベルが非常に明確です。
    英検専用の単語帳やアプリを活用して、級ごとの頻出単語を効率よく覚えるのがカギです。

 

  • リスニングは毎日コツコツ
    CD付きの過去問やリスニングアプリを使い、毎日耳を慣らすことが合格への近道です。
    英検は特にナチュラルスピードの音声が特徴的です。

 

  • ライティングは「構成」と「主張」が大事
    3級以上では英作文が出題されます。
    意見 → 理由 → 具体例 → 結論という型を意識すると、点が取りやすくなります。

 

  • 面接対策も忘れずに
    準備せずに臨むと緊張でうまく話せないこともあるため、模擬面接や動画教材を使って練習しましょう。

 

📆 年に3回実施され、受験チャンスが多い!

英検は年に3回、第1回(6月頃)・第2回(10月頃)・第3回(1月頃)に実施されます。

これは他の英語資格と比べても受験頻度が高く、例えばTOEICTOEFLなどは限られた地域・時期でしか受験できないこともあります。

英検の年3回実施は以下のようなメリットがあります。

  • 学校の授業や部活動のスケジュールに合わせて受験時期を選べる

  • 一度落ちても、次回すぐに再挑戦できる

  • 定期的な目標としてモチベーションを維持しやすい

また、一次試験合格後の二次試験(面接)もその1か月後に設定されており、スムーズなステップアップが可能です。

 

👧 小学生の受験者数が年々増加中!

近年、小学生の英検受験が急増しています。

特に5級・4級は小学生でも受けやすい内容になっており、「英語が得意!」という子どもたちが早くから英検にチャレンジしています。

背景には以下のような教育改革があります。

  • 2020年度から英語が小学校で正式教科となった(5・6年生は成績評価も対象)

  • 英語塾・オンライン英会話の普及により、英語学習のスタートが低年齢化

  • 受験や中学入学のアピールポイントとして保護者が英検を活用

さらに、英検では英検ジュニアという小学生向けの入門試験も用意されており、ゲーム感覚で英語を学べる
仕組みが整っています。

 

🌍 世界中の日本人学校でも実施可能!

英検は日本に限らず、世界の日本人学校・補習校・インターナショナルスクールなどでも実施されています。

つまり、海外在住の日本人家庭や帰国子女でも日本の英語資格を取得できるという利点があります。

特に多く実施されている地域は以下の通りです。

  • アメリカ(ロサンゼルス、ニューヨークなど)

  • イギリス(ロンドン)

  • シンガポール

  • オーストラリア

  • 香港など

また、海外からの受験が可能ということは、留学を考えている学生が日本の教育機関にアピールしやすいと
いう強みもあります。

 

🧪 パソコンで受けられる「英検CBT」も登場!

近年登場した英検CBT(Computer Based Testing)は、従来の紙試験とは異なり、パソコンを使って受験
できる新しい英検です。

特に以下のようなメリットがあります。

  • 毎月実施されているため、より柔軟にスケジュールを組める

  • リスニングやスピーキングもすべてパソコン上で行う

  • マイク付きのヘッドセットでスピーキングを録音する方式

  • 試験会場は全国のテストセンター(例:CBT対応の予備校・大学など)

対象級は3級・準2級・2級・準1級です(※5級・4級はCBT非対応)。

従来の「筆記→面接」ではなく、1日で4技能(読む・聞く・書く・話す)すべてを完結できるのも大きな特徴です。

忙しい学生や社会人にとっては非常に便利な選択肢となっています。

 

おわりに

英検は、日本人の英語学習の歴史とともに進化してきた資格です。

資格取得を通じて得られるのは、点数や合格証だけでなく、英語を学び続ける姿勢と自信です。

学校でも、仕事でも、旅先でも、英語は人生を豊かにしてくれます。

英検はその入り口であり、階段でもあります。あなたも今日から、次の級にチャレンジしてみませんか?

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!