知っておきたい!基礎年金の基本と将来への備え
皆さん、こんにちは!
今回は基礎年金に関する雑学をご紹介します!
「年金」と聞くと、高齢になってからもらえるお金というイメージがあるかもしれません。
しかし、その仕組みや種類について正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。
中でも、年金制度の土台となるのが基礎年金(国民年金)です。
この記事では、基礎年金の基本的な仕組みや加入対象、受給条件などを分かりやすく解説します。
📌 基礎年金(国民年金)とは?
基礎年金とは、日本の公的年金制度の1階部分にあたる年金です。
全国民が加入し、老後の生活を支えるための最低限の年金給付を受けられる仕組みになっています。
主な特徴は以下の通りです。
- 20歳以上60歳未満のすべての人が対象 → 学生・主婦も含む
- 一定期間保険料を納めれば、65歳から老齢基礎年金が支給される
- 障害や死亡時にも給付がある(障害基礎年金・遺族基礎年金)
👤 加入者の区分(3つの被保険者)
基礎年金には、状況に応じて次の3つの「被保険者」の区分があります。
- 第1号被保険者:自営業・学生・無職など → 自分で納付
- 第2号被保険者:会社員・公務員など(厚生年金加入者) → 給与天引き(事業主と折半)
- 第3号被保険者:第2号被保険者に扶養される配偶者(主に専業主婦) → 保険料の負担なし(国が負担)
💰 保険料と年金額(2025年度)
2025年度の国民年金保険料(定額)は、月額 16,980円となっています。
保険料は、物価や賃金の状況に応じて毎年見直されています。
2025年度の老齢基礎年金の満額は年額 約82万円(=月約68,000円)となっています。
満額を受け取るには、40年間(480月)の保険料納付が必要です。
⏳ 基礎年金受給の条件
基礎年金は、原則として65歳から支給開始となります。
受給資格期間は、10年以上の納付もしくは免除期間が必要となります。
受給時期は繰上げ(60歳〜64歳)・繰下げ(66歳〜75歳)することも可能です。
ただし、繰上げをすれば年金額が減額されます。繰下げをすれば、逆に年金額が増額されます。
🎯 基礎年金の主な給付内容
基礎年金の主な給付内容は以下の3つとなっています。
- 老齢基礎年金:高齢になったときに支給(原則65歳〜終身)
- 障害基礎年金:障害を負ったときに支給(障害等級1級・2級)
- 遺族基礎年金:子どもを育てる配偶者などに支給(18歳未満の子どもが対象)
🌟 基礎年金の意義とメリット
基礎年金には、以下のような意義とメリットがあります。
おわりに
基礎年金は、すべての人が関わる重要な社会保障制度です。
将来の生活を支えるためにも、納付を続けることと仕組みを正しく理解することがとても大切です。
早いうちから意識して、将来への備えを少しずつ整えていきましょう。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
以上となります!お読み頂きありがとうございました!
こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!