スマホが原因で起こる内斜視
皆さん、こんにちは。
今回はスマホ内斜視に関する雑学をご紹介します。
近年では、スマートフォンを長時間使用する若者や子どもの間で「スマホ内斜視」と呼ばれる目の異常が報告されています。
「最近、視線が合いにくい」「目が疲れやすい」「ものが二重に見える」
そういった症状が出ている人は、もしかしたらスマホ内斜視かもしれません。
この記事では、スマホ内斜視とは何か、その原因・症状・対策について詳しく解説します。
👀 スマホ内斜視とは?
スマホ内斜視とは、長い時間スマホなど画面を近くで凝視し続けることで、両目の視線が内側に寄ってしまう状態のことを指します。
本来、遠くを見るときは目の筋肉が緩み、近くを見るときは内側に寄せる「輻輳(ふくそう)」という機能を使います。
しかし、スマホなど画面を長時間近くを見る状態が続いてしまうと、内側に引っ張る筋肉ばかりがはたらき、バランスが崩れてしまい、常に内側を向いてしまうようになるのです。
⚠️ スマホ内斜視の主な症状
スマホ内斜視の主な症状は以下の通りです。
- 両目の視線が合わない(片目が内側に寄ってしまう)
- ものが二重に見える(複視)
- 視線がぼやける・疲れる
- 頭痛や肩こりを感じる
- 他人から「目の向きがおかしい」と言われる
※子どもや10〜20代の若年層に多く、急に発症することが特徴です。
📱 スマホ内斜視の原因は近距離凝視のしすぎ
スマホ内斜視の主な原因は、スマホやタブレットを至近距離で長時間使用することです。
特に以下のような行動がリスクを高めます。
🛡️ スマホ内斜視の対策・予防法
スマホ内斜視にならないための対策・予防法を以下に紹介します。
- 使用時間を制限する
長時間の連続使用を避け、1時間に1回は休憩をとりましょう。 - 視線の距離を確保
スマホは最低でも30cm以上離すのが理想です。 - 画面の明るさを適切に
暗い環境での使用や、明るすぎる画面は目に負担をかけます。 - 遠くを見る習慣をつける
20-20-20ルールを意識:20分スマホを見たら20秒間、20フィート(約6m)先を見ましょう。 - 早めに眼科へ相談
視線のズレや複視を感じたら、すぐに眼科で診断を受けましょう。
一部のケースでは、プリズム眼鏡や手術が必要になることもあります。
おわりに
スマホ内斜視は、スマホ世代なら誰にでも起こりうる、現代ならではの目のトラブルです。
大切な視力と目の健康を守るためにも、日常のスマホの使い方を見直すことが第一歩です。
特に子どもや学生の方がいる家庭では、家族でスマホ使用ルールを決めることも有効です。
目の異変は、体からの大事なサインです。見逃さず、早めに対処しましょう。
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以上となります。お読み頂きありがとうございました。
こんな雑学が知りたいなどリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください。