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リサイクルに関する雑学!

♻️ 地球の未来を守る第一歩 ♻️


皆さん、こんにちは!

今回はリサイクルに関する雑学をご紹介します!

 使い終わったペットボトルや古紙、空き缶を分別して捨てる――。

それが地球の未来に繋がっていることを、私たちはどれほど意識しているでしょうか?

リサイク」は、限りある資源を守り、環境への負荷を減らすためのとても大切な取り組みです。

今回は、リサイクルの基本的な仕組みから、私たちが日常生活でできること、そしてちょっとした豆知識までを分かりやすくご紹介します。

 

♻️リサイクルとは?

リサイクル(Recycle)とは、一度使ったものを再資源化して再び利用することを意味します。

廃棄物をただ捨てるのではなく、分別・回収・再生のステップを経て、新しい製品として生まれ変わらせるのが目的です。

 

🌐 3Rの一部としてのリサイクル

リサイクルは、環境に優しい行動として知られる「3R」の1つです。

  • Reduce(リデュース):ごみを減らす

  • Reuse(リユース):繰り返し使う

  • Recycle(リサイクル):再資源化する

この中でリサイクルは、どうしても捨てることになったものをもう一度役立てる最後の手段とも言えます。

 

🔎 どんなものがリサイクルできる?

実は、私たちが日々捨てている多くのものがリサイクル可能です。

  • ペットボトル:衣類(フリース)、卵パック、再生ペットボトルなど

  • アルミ缶:新しい缶、建築資材、自転車の部品など

  • 古紙(新聞・雑誌):段ボール、トイレットペーパー、紙袋など

  • 牛乳パック:ティッシュ、ノート、紙皿など

  • 家電(テレビ、洗濯機など):貴金属、鉄、銅などの素材へ

  • 古着:ウエス(工業用雑巾)、海外支援、再製品化など

自治体によって回収方法やルールが異なるため、分別は必ず確認しましょう。

 

✅ リサイクルのメリット

リサイクルに取り組むことには、以下のようなメリットがあります。

  • 資源の節約
    地球にある資源(石油、金属、木材など)は限られています。
    リサイクルによりそれらの採掘・伐採を抑えることができ、将来の資源枯渇を防ぐことに繋がります

 

  • ごみの削減
    ごみの量が減れば、焼却や埋め立てにかかるエネルギーや土地の負担も減少します
    これはCO₂の削減にも繋がり、地球温暖化対策の一環にもなります。

 

  • 環境汚染の防止
    不適切に処理されたごみは、土壌汚染や海洋汚染の原因になります。
    適切なリサイクルは、自然環境を守るためにも不可欠です

 

🤝 私たちができるリサイクル行動

私たちにでもできるリサイクル行動には、以下のようなものがあります。

  • 分別をきちんとする
    容器を洗って、ラベルを剥がして、自治体ルールに従って出しましょう。

  • 使い捨てを減らす
    リサイクルも大切ですが、そもそも使い捨てる物を減らすことが最優先です

  • リサイクル製品を選ぶ
    再生素材を使った製品を選ぶことで、リサイクルのサイクルを支えることができます。

  • リユースも意識する
    まだ使えるものは捨てず、フリマアプリやリサイクルショップに出すなど、再利用を意識しましょう。

 

🧴 日本のペットボトルのリサイクル率

日本では、1997年に施行された容器包装リサイクル法によって、ペットボトルの回収とリサイクルが義務付けられました。

その結果、消費者による分別意識の高さと、自治体による分別回収体制の整備により、非常に高いリサイクル率を実現しています。

回収されたペットボトルは、以下のような形で再利用されます。

  • 再生ペットボトル(ボトルtoボトル)

  • フリースなどの衣類

  • タマゴパックや透明な食品トレイ

  • 建築資材や自動車内装材の繊維

特に近年では、水平リサイクル(ボトルtoボトル)が進んでおり、同じ用途で循環させる取り組みが広がっています。

 

🧫 プラスチック全体のリサイクル率は実は低い

プラスチックのリサイクル率は一見高く見えますが、その内訳には注意が必要です。

例えば、2022年度(環境省データ)では、

  • プラスチック製容器包装の総回収量:約200万トン

  • 材料リサイクル(再製品化):約23%

  • ケミカルリサイクル(化学的分解):約3%

  • 熱回収(サーマルリサイクル):約60%以上

つまり、実際に「再び製品として使われたプラスチック」は全体の3割以下で、多くは焼却されてエネルギー(熱)として回収されているだけなのです。

 

🌡️ 熱回収(サーマルリサイクル)とは?

熱回収(サーマルリサイクル)は、ごみを焼却して得られる熱を発電や温水、暖房などに利用する方法です。

日本は焼却施設の設備が進んでおり、衛生的な処理が可能です。

ただし、「リサイクル=再利用」と考えていると誤解を招くため、「熱回収はリサイクルと言えるのか?」という議論もあります。

 

🥫 アルミ缶のリサイクル効率は非常に高い

アルミは比較的容易に再溶解できる素材で、リサイクル時の品質低下が少ないです。

そのため、アルミは分別・回収しやすく、軽量で運びやすいため、コストも比較的低いのです。

アルミの精錬には大量の電力が必要なため、再利用したほうがコストも環境負荷も格段に少ないのです。

アルミ缶は回収から1ヶ月以内に、新しいアルミ缶として再び店頭に並ぶケースもあります。

日本のアルミ缶リサイクル率は90%以上と、極めて高水準です。

 

🔷 エコマークとリサイクルマークの違いと意味

エコマークとリサイクルマークには、以下のような違いがあります。

  • エコマーク
    認証元:公益財団法人 日本環境協会

    意味:その製品やサービスが環境への負荷が少ないことを第三者が認証した証

    対象:製品全体(洗剤、紙製品、家電など)

    例:再生紙100%使用のノート、再生樹脂使用の文房具 など

    エコマークは、環境にやさしい製品を選びたいときの指標になります。

 

  • リサイクルマーク
    意味:その素材が再資源化できることを示すマーク

    種類が豊富で、以下のようなマークがあります。
    ♳(PET 1)    ペットボトル(ポリエチレンテレフタレート

    ♴(HDPE 2)    高密度ポリエチレン

    ♵(PVC 3)    ポリ塩化ビニル

    🔁 紙マーク    紙製品(牛乳パック、段ボールなど)

    🔁 アルミマーク    アルミ缶など再利用可能な金属類

    リサイクルマークは、素材ごとの分別の目印であり、適切なリサイクルに欠かせない存在です。

 

おわりに

リサイクルは、私たち一人ひとりが気軽に取り組める地球環境への貢献です。

資源やエネルギーを無駄にせず、自然や未来の子どもたちのためにも今できる小さな選択がとても大切です。

今日から、まずは「正しい分別」から始めてみませんか?

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!