中小企業の強い味方!

皆さん、こんにちは!
今回はものづくり補助金に関する雑学をご紹介します!
中小企業や小規模事業者にとって、新しい設備の導入やサービスの開発は大きな投資です。
そのような時に活用できるのが、ものづくり補助金です。
国(中小企業庁)が実施する代表的な補助制度の一つであり、イノベーションを後押しする強力なサポートとなっています。
💰 ものづくり補助金の概要
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(通称・ものづくり補助金)は、中小企業が行っている、以下のような取り組みを対象に費用の一部を補助する制度です。
- 新製品・新サービスの開発
- 生産プロセスの改善
- DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
- 省人化・自動化による生産性向上
🔎 補助対象・金額・補助率
年度や公募回によって多少の違いはありますが、基本的な補助条件は以下の通りです。
- 対象者:中小企業・小規模事業者・特定非営利活動法人など
- 補助上限額:100万円〜1,250万円程度(枠によって異なる)
- 補助率:1/2(小規模事業者や条件により2/3の場合も)
- 補助対象経費:設備費、試作品開発費、技術導入費、外注費、システム購入費など
※グリーン枠・デジタル枠・回復型賃上げ・雇用拡大枠など、近年は複数の枠が用意されており、事業の目的に合った申請が可能です。
📌 採択されるためのポイント
ものづくり補助金は人気の高い補助金であり、申請すれば必ず通るわけではありません。
採択率はおおむね30〜50%程度です。ポイントは以下の通りです。
- 明確な課題設定と課題解決の方法
- 競争優位性のある技術やアイデア
- 数値に基づいた収益計画や事業効果
- 地域経済・雇用への波及効果
- DX・脱炭素・人材育成などの社会的視点
特に賃上げやカーボンニュートラルに関する取り組みは、加点項目として注目されています。
📝 ものづくり補助金申請の流れ
ものづくり補助金申請は、以下のような流れで進められていきます。
- 公募要領の確認
- GビズIDプライムアカウントの取得
- 事業計画書の作成(5年間の計画が必要)
- jGrants(電子申請システム)での申請
- 審査・採択発表
- 交付決定後、事業開始
- 事業実施・実績報告
- 補助金の請求・受領
🙏 専門家のサポートを活用しよう
ものづくり補助金の申請書は、事業計画や財務計画などを詳細に記載する必要があり、専門的知識が求められます。
中小企業診断士、税理士、行政書士などの専門家に相談することによって、採択の可能性を高められる場合もあります。
おわりに
ものづくり補助金は、中小企業が成長のためにチャレンジする際の強い味方です。
「新しい機械を導入して生産性を上げたい」、「ITを活用して業務効率を改善したい」、「新たな商品を開発したい」といった場面で、ぜひ検討してみてください。
活用することで、資金負担を抑えながら、大きな飛躍のチャンスを掴むことができます。
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!