道頓堀のシンボル

皆さん、こんにちは!
今回は松竹座に関する雑学をご紹介します!
大なカニやグリコの看板がひしめく、食とエンタメの街・大阪道頓堀。
その喧騒の中に、一際異彩を放つ重厚な石造りの洋館が鎮座しています。
それが、関西における演劇の殿堂・大阪松竹座です。
今回は、ただ通り過ぎるだけではもったいない、松竹座の建築美としての魅力と、初心者でも気軽に楽しめる観劇のポイントについて深掘りします。
🏛️ 100年の歴史を誇る道頓堀の凱旋門
大阪松竹座の前に立つと、まずその圧倒的な存在感に目を奪われます。
大正12年(1923年)に、日本初の洋式劇場として誕生したこの建物は、イタリア・ミラノのスカラ座をモデルにしたと言われるネオ・ルネッサンス様式の建築です。
正面に見える巨大なアーチは「道頓堀の凱旋門」とも称され、当時の大阪の人々を驚かせました。
壁面を彩るベージュ色の装飾は、焼いた土で作られたテラコッタです。
細部まで彫り込まれたレリーフは、職人の技術の結晶であり、大正ロマンの華やかさを今に伝えています。
実は、この松竹座、1997年に最新の設備を備えた劇場としてリニューアルオープンしていますが、この美しい正面玄関(ファサード)だけは、建設当時のまま保存・活用されています。
歴史ある外壁の裏側に最新ハイテクビルが融合しているという、建築ファンにとってたまらない構造になっているのです。
🔰 初心者こそ松竹座で歌舞伎を見るべき理由
「歌舞伎」と聞くと、「敷居が高い」「着物を着ていかないといけないのでは?」「言葉が難しそう」と敬遠してしまう方も多いかもしれません。
しかし、食い倒れの街・大阪にある松竹座は、良い意味で敷居が低くて、エンターテインメントとして純粋に楽しめる土壌があります。
- 強力な味方イヤホンガイド
ストーリーや役者のセリフが理解できるかどうか不安な方は、劇場の入口で貸し出されている有料のイヤホンガイドを必ず借りましょう。
舞台の進行に合わせて、話のあらすじや衣装の意味、役者の屋号、歌舞伎独特の約束事など、タイミングよく解説してくれます。
これがあるだけで、理解度が0→100に跳ね上がります。
まさに、専用のコンシェルジュが耳元にいるような感覚です。
- 花道が近い!迫力の舞台装置
松竹座の客席数は1033席あります。
東京の歌舞伎座(約1800席)に比べると、コンパクトな作りになっています。
その分、舞台と客席の距離が近く、役者の息遣いや汗、衣装の擦れる音まで聞こえてくるような臨場感があります。
特に客席を縦断する花道での演技や素早く場面転換する廻り舞台、役者が床下から飛び出すセリ(迫り)などのダイナミックな演出は、ライブならではの迫力です。
🍱 観劇の醍醐味!幕間(まくあい)の楽しみ方
歌舞伎や演劇の公演には、休憩時間である幕間があります。
30分程度の長い幕間(昼食・夕食時間)がある場合は、松竹座では座席での飲食が許されています。
※公演によって異なる場合があるため要確認
- 劇場名物幕の内弁当
地下やロビーの売店では、彩り豊かなお弁当が販売されています。
「幕の内弁当」という言葉は、元々「芝居の幕の内に(休憩時間に)食べる弁当」が語源です。
老舗料亭が手掛ける上品な味を、劇場の赤い絨毯や座席で味わうのは、何とも言えない贅沢な時間です。
デパ地下でお気に入りの弁当を買って持ち込むのも、大阪らしい楽しみ方の一つです。
- ここでしか買えない限定グッズ
ロビーの売店には、歌舞伎グッズや松竹座限定のお土産が並んでいます。
隈取(くまどり)柄のハンカチや、役者の名前が入った手ぬぐい、演目にちなんだお菓子などは、観劇の記念や大阪土産としても喜ばれます。
🏟️ 歌舞伎だけじゃない!多彩なラインナップ
「松竹座=歌舞伎」というイメージが強いですが、実は松竹座では一年を通して様々なジャンルの公演が行われています。
特に冬の時期は、豪華な顔ぶれが揃う歌舞伎公演が行われることが多く、関西の歌舞伎ファンにとっては特別な季節となっています。
🚃 アクセスとチケット予約のコツ
松竹座には、大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」14番出口から徒歩1分で到着します。
有名なグリコの看板(戎橋)から徒歩すぐという、観光には最高の立地です。
松竹座で人気の公演は、すぐに売り切れてしまいます。
チケットWeb松竹という公式サイトから、座席を指定して予約するのが最も確実です。
もし「試しにちょっとだけ見てみたい」という場合は、公演によっては一幕見席(ひとまくみせき)という、好きな幕だけを安価で見られる当日券が販売されることもあります。
※実施の有無は公演によります
おわりに
大正時代のモダンな建築美と、江戸時代から続く伝統芸能の熱気。
大阪松竹座は、過去と現在が交差する不思議な空間です。
道頓堀でたこ焼きやお好み焼きなどの大阪のグルメを楽しんだ後は、少し背筋を伸ばして、世界に誇る日本のエンターテインメント「KABUKI」の扉を叩いてみてはいかがでしょうか?
そこには、一生忘れられない感動が待っているはずです。
皆さん、こんにちは!
今回はに関する雑学をご紹介します!
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!
🎩 雑学クイズ!
Q. 明治座は明治6年(1873年)に開場しましたが、当時の名前は?
- 明治座
- 喜昇座(きしょうざ)
- 久松座(ひさまつざ)
- 千歳座(ちとせざ)
答えは次回発表!ヒントはこちらから…↓