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箱根に関する雑学!

頼朝が逃げ、家康が守った道

皆さん、こんにちは!

今回は箱根に関する雑学をご紹介します!

美しい景色と温泉で癒やされる箱根ですが、その足元には、数千年に渡る火山活動と、そこを命がけで越えた人々の歴史が眠っています。

今回は、単なる観光ガイドとは一味違う、箱根の「時をかける旅」へご案内します。

 

🌋 天下の険・箱根山:すべては火山から始まった

童謡『箱根八里』で「箱根の山は天下の険(けん)」と歌われるように、箱根は古くから旅人を苦しめる最大の難所でした。

その地形を作ったのは、約40万年前から続く火山活動です。

箱根全体が巨大なカルデラ(火口原)であることをご存知でしょうか?

現在、私たちが芦ノ湖や仙石原として観光している場所は、かつての火口の中です。

この激しい火山活動が、急峻な山々を作り出し、交通の難所とさせると同時に、豊富な湯量を持つ温泉という恵みを私たちに与えてくれました。

奈良時代には、既に山岳信仰の聖地となっており、万巻上人(まんがんしょうにん)によって箱根神社が創建されました。

源頼朝石橋山の戦いで敗れた際に逃げ込んで、再起を誓った場所としても有名で、現在でも勝負運のパワースポットとして多くの経営者や政治家が訪れています。

 

🪄 江戸の守り神・箱根関所の厳しさ

箱根の歴史を語る上で外せないのが、江戸時代に設置された箱根関所です。

徳川家康が整備した東海道において、箱根は江戸(東京)を守るための最も重要な防衛ラインでした。

入り鉄砲に、出女

関所の役割を一言で表す有名な言葉です。

  • 入り鉄砲:江戸に武器(鉄砲)が持ち込まれ、謀反が起きるのを防ぐ。

  • 出女(でおんな):江戸に人質として住まわせている大名の妻や子供が、国元へ逃げ帰るのを防ぐ。

特に女性に対する取り調べは厳しく、「人見女(ひとみおんな)」と呼ばれる専門の係員によって、髪の中に隠し物がないかまで徹底的に検査されました。

もし関所破りが見つかれば、待っているのは磔(はりつけ)という極刑です。

現在の芦ノ湖畔にある復元された箱根関所を歩く時、当時の旅人たちが感じていた緊張感を想像すると美しい湖の景色も少し違って見えるかもしれません。

 

🍵 旅人のオアシス・甘酒茶屋

そんな過酷な箱根越えで、旅人たちの心と体を癒やしたのが、旧街道沿いにある甘酒茶屋です。

現在も江戸時代から変わらぬ製法で、砂糖を使わず米麹の甘みだけで作った甘酒を提供しています。

茅葺き屋根の下、囲炉裏の煙に燻されながら飲む一杯は、まさにタイムスリップの味です。

 

🏨 明治の夜明けと富士屋ホテル

明治時代に入ると、関所は廃止され、箱根は外国人のためのリゾートへと生まれ変わります。

その象徴が、宮ノ下に建っている富士屋ホテルです。

1878年明治11年)、日本初の本格的リゾートホテルとして開業したこのホテルは、外国人客を喜ばせるためにあえて外観は日本風の神社仏閣、中身は西洋風という独特の建築スタイルを取り入れました。

チャップリンヘレン・ケラージョン・レノンなど、世界のVIPが愛したクラシックホテルです。

その建築美は、宿泊せずともティーラウンジでアップルパイを味わうだけで十分に感じることができます。

 

🏢 昭和の激闘箱根山戦争

実は、私たちが現在、箱根登山鉄道やロープウェイ、遊覧船などの多彩な乗り物を楽しめるのは、昭和時代に起きたある企業戦争のおかげでもあります。

それが、鉄道史に残る箱根山戦争です。

戦後、箱根の観光開発を巡って、「ピストル」(西武グループ創始者堤康次郎)と「強盗」(東急/小田急グループの総帥・五島慶太)と呼ばれた二人のカリスマ経営者が激突しました。

バス路線の権利を巡り、道を塞いだり、法廷闘争を行ったりと、まさに泥沼の争いが繰り広げられたのです。

「箱根に行くなら小田急ロマンスカー」というイメージが強いですが、実は芦ノ湖周辺や伊豆箱根エリアには西武(ライオンズカラー)のバスや船も多く走っています。

この激しい企業競争があったからこそ、道路が整備され、交通網が発達し、現在の便利な箱根観光が完成したのです。

 

🎁 伝統工芸寄木細工の秘密

お土産として人気の寄木細工も、箱根の歴史が生んだ芸術です。

箱根山系は、日本でも有数の樹木の種類が豊富な場所です。

色や木目の異なる木々が自生していたからこそ、それらを組み合わせて幾何学模様を作る技術が江戸時代末期に畑宿エリアで誕生しました。

特に「秘密箱」と呼ばれている仕掛け箱は、当時の旅人が貴重品や金銭を隠して持ち運ぶためのセキュリティボックスとしての役割も果たしていたと言われています。

 

🌐 現代の箱根:エヴァンゲリオンと駅伝

そして現代——。

箱根はアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の舞台・第3新東京市としても世界的に有名で、聖地巡礼のファンが絶えません。

また、正月の風物詩・箱根駅伝では、かつて飛脚たちが駆け抜けた道を大学生ランナーたちがタスキを繋いで走ります。

山登りの5区は、まさに天下の険に挑む現代の若者たちの姿そのものです。

 

🧭 箱根のオススメ観光スポット

箱根を訪れた際に、オススメの観光スポットを紹介します。

🏞️ 【定番・絶景】箱根といえばココ!

まずは箱根の自然エネルギーを肌で感じるスポットです。

  • 大涌谷
    箱根火山の息吹を最も間近で感じられる場所です。
    もうもうと立ち込める白煙と硫黄の香りは圧巻です
    「1つ食べれば7年寿命が延びる」と言われる名物・黒たまごは必食です
    冬の晴れた日は、ここから見る富士山が絶景です

 

  • 箱根神社・九頭龍神社(新宮)
    芦ノ湖に浮かぶ赤い平和の鳥居は、今や世界的なフォトスポットです。
    源頼朝徳川家康も崇敬した関東総鎮守です。
    特に勝負運や縁結びのご利益で有名なので、新年度に向けてパワーチャージするのに最適です

 

  • 芦ノ湖の海賊船
    湖上から箱根の山々や富士山、そして箱根神社の鳥居を眺める優雅なクルーズです。
    最新の船・クイーン芦ノ湖は内装も豪華で、寒い冬でも船内から景色を楽しめます。

 

🖼️【アート・建築】感性を刺激する美術館めぐり

箱根は日本有数の美術館の宝庫でもあります。

  • 彫刻の森美術館
    国内初の野外美術館です
    広大な庭園に彫刻作品が展示されており、散歩しながらアートを楽しめます。
    ピカソ館などの屋内展示も充実しており、歩き疲れたら敷地内の足湯で温まれるのが最高です

 

  • ポーラ美術館
    森の中に溶け込むようなガラス張りの建築自体がアートです
    モネやルノワールなどの印象派コレクションが充実しており、展示を見た後に採光抜群のカフェで過ごす時間が贅沢です。

 

🍴 【歴史・食】時をかける旅とグルメ

先ほどのブログ記事にも登場した、歴史を感じられるスポットです。

  • 富士屋ホテル(宮ノ下)
    ジョン・レノンも愛したクラシックホテルです。
    宿泊しなくても、ラウンジで名物のアップルパイやレストランで伝統のビーフカレーを味わうことができます。
    明治時代の建築美は必見です

 

  • 甘酒茶屋
    江戸時代から続く茅葺き屋根の茶屋です。
    砂糖を使わず米麹だけで作った甘酒と、炭火で焼いた力餅は、冬の冷えた体に染み渡ります。
    旧街道ハイキングの休憩に立ち寄るのがツウの楽しみ方です。

 

  • 箱根関所
    江戸時代の姿を完全復元した施設。当時の役人の人形が置かれていたり、遠見番所(展望台)から芦ノ湖を見渡せたりと、歴史の厳しさとロマンを体感できます。

 

おわりに

火山、関所、外国人居留地、そして企業戦争。

箱根の魅力は、美しい温泉や景色だけでなく、それぞれの時代の人々がこの険しい山と向き合い、切り拓いてきた熱量にあります。

今日、箱根の温泉に浸かる際は、ぜひこの地に刻まれた長い歴史の物語に思いを馳せてみてください。

お湯の温もりが、より一層心に染み渡るはずです。

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!

 

🎩 雑学クイズ!

Q. アドベンチャーワールドが開園したのはいつ?
  1. 1968年

  2. 1978年

  3. 1988年

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