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COBOLに関する雑学!

生きた化石と呼ばれるプログラミング言語

皆さん、こんにちは!

今回はCOBOLに関する雑学をご紹介します!

IT業界で「生きた化石」と呼ばれながらも、現代社会のインフラを裏で力強く支え続けているプログラミング言語COBOL。

誕生から半世紀以上が経過した古い言語であるにも関わらず、なぜ今でも銀行や政府機関で使われ続けているのか、不思議に思ったことはありませんか?

今回は、ITエンジニアだけでなく一般の読者も思わず誰かに話したくなるような、COBOLの知られざる歴史と現代における意外な需要について徹底解説します。

 

💻 COBOLとは?

COBOLは「Common Business Oriented Language」の頭文字をとったもので、その名のとおり事務処理に特化して開発されたプログラミング言語です。

誕生したのは、なんと1959年という大昔であり、現在広く使われているPythonやJavaといった言語よりも、はるかに長い歴史を持っています。

当時はコンピューターごとに異なる言語でプログラムを書かなければならないという不便さがありました。

そこで、アメリカ国防総省の呼びかけによって「どのコンピューターでも共通して事務処理ができる言語」として開発されたのがCOBOLの始まりです。

当時の最先端技術の結晶であり、瞬く間に世界中の企業や政府機関の基幹システムに採用され、現代のIT社会の礎を築き上げました。

 

🏦 なぜ銀行や大企業は新しい言語に移行しないのか?

これほど古い言語が、なぜスマートフォンの時代になっても生き残っているのでしょうか?

最大の理由は、COBOLがお金の計算において右に出るものがいないほど正確で頑丈だからです。

通常のプログラミング言語では、小数の計算をする際に丸め誤差と呼ばれる微小なズレが生じるリスクがあります。

しかし、COBOLは10進数での正確な演算を標準でサポートしているため、1円の狂いも許されない金融機関のシステムに驚くほど適しているのです。

さらに、数十年に渡って蓄積され、改修を繰り返してきた数億行にも及ぶ巨大なプログラムを最新言語で全く同じように書き直す(マイグレーション)には、莫大なコストとシステム停止のリスクが伴います。

「現在完璧に動いているものを、わざわざ危険を冒してまで変える必要はない」

という堅実な判断が、COBOLを現代まで延命させている最大の理由なのです。

 

💸 若手エンジニアのチャンス?深刻な技術者不足と高騰する単価

しかし、システムは無事でも人間の寿命という深刻な問題が立ちはだかっています。

当時COBOLを書いてシステムを構築したエンジニアたちは既に定年退職の時期を迎え、第一線を退きつつあります。

日本のIT業界では「2025年の崖」と呼ばれるレガシーシステム老朽化の問題が叫ばれていますが、その中心にあるのがこのCOBOL技術者の圧倒的な不足です。

古い言語ゆえに新しく学ぼうとする若手が少なく、需要に対して供給が全く追いついていません。

そのため、現在ではCOBOLを読み書きできるというだけで、若手でも非常に高い報酬が提示されるという逆転現象が起きています。

最新のWeb言語ばかりが注目されがちですが、あえてニッチなCOBOLの技術を身につけてインフラを保守するポジションを狙うのは、非常に賢いキャリア戦略として注目を集めているのです。

 

📱 現代の最新サービスとCOBOLの意外な繋がり

「古いシステムなんて自分には関係ない」と思うかもしれませんが、実は私たちの日常生活はCOBOLなしでは成り立ちません。

例えば、最新のスマートフォンアプリを使って銀行口座からお金の振り込みをしたり、コンビニATMでキャッシュレス決済に現金をチャージしたりする時、そのアプリは最新のプログラミング言語で作られています。

しかし、最終的に残高の計算をして決済を承認している奥底のサーバーでは、今この瞬間にもCOBOLが猛烈な勢いで計算処理を行っています。

「表面のインターフェースだけ近代化し、コアとなる処理は信頼性の高いレガシーシステムに任せる」というハイブリッドな構造が、現代の金融インフラの主流なのです。

古いから不要というわけではなく、表舞台から姿を消しても縁の下の力持ちに徹しているだけだという事実を知ると、なんだか応援したくなってきませんか?

 

📚 文系にも読みやすい?英語に近い独特な文法構造

最後に、プログラミングに詳しくない人でも楽しめるCOBOLの文法に関する雑学をご紹介します。

現在のプログラミング言語は数式や記号の羅列のように見えますが、COBOLのコードは英語の文章に極めて近い形で記述されるという面白い特徴を持っています。

例えば、「AとBを足してCにする」という処理を書く場合に、COBOLでは「ADD A TO B GIVING C.」というように、まるで英文を読んでいるかのような直感的な単語の並びになります。

これは、開発当初「理系の専門家だけでなく、文系の事務員や経営者でもコードを読んで内容を理解ができるように」という画期的な理念の基に設計されたためです。

記述する文章量が非常に多くなるというデメリットはありますが、この誰にでも読めるプログラミング言語を目指した思想は、間違いなくITの歴史における偉大な一歩と言えるでしょう。

 

おわりに

最新のAIやアプリ開発がもてはやされる一方、私たちが毎日当たり前のように使っているお金のシステムは、半世紀前の偉大な言語によって守られ続けています。

もしIT系のニュースで「レガシーシステム」や「2025年の崖」という言葉を見かけたら、その裏でひっそりと稼働するCOBOLの存在を思い出してみることを強くオススメします。

古い技術と新しい技術が交差する瞬間にこそ、デジタルの本当の面白さが隠されているのかもしれません。

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!