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エチレンに関する雑学!

植物の成長を操るホルモン


皆さん、こんにちは!

今回はエチレンに関する雑学をご紹介します!

スーパーで買ったバナナがあっという間に黒くなってしまったり、段ボールの中に傷んだミカンが一つあると周りも次々と腐ってしまったりした経験はないでしょうか?

実はこれ、果物自身が放出しているエチレンという目に見えないガスが原因です。

植物の成長から日常生活に欠かせないプラスチック製品にまで関わっているエチレンの不思議なメカニズムと役立つ雑学について解説します。

 

🍎 果物を甘く柔らかくする気体の植物ホルモン

エチレンは、植物が自ら作り出す気体の植物ホルモンです。

植物の成長や老化をコントロールする役割を持っており、特に果実を熟させるはたらきが強いことで知られています。

果物はエチレンを浴びることにより、デンプンを糖に分解して甘みを増し、果肉を柔らかくし、色づきを良くします。

自然界においては、果実が美味しくなるのは動物に食べてもらって種を遠くに運んでもらうためですが、その絶好のタイミングを果物自身に知らせる目覚まし時計のような役割を果たしているのがエチレンなのです。

 

🍌 腐ったリンゴの法則はエチレンの仕業だった

「1つの腐ったリンゴが樽の中のリンゴをすべて腐らせる」

という西洋の有名なことわざがありますが、これは単なる精神論ではなく、科学的に完全に正しい現象です。

リンゴやバナナ、メロンなどの果物は成熟が進んだり傷ついたりすると、自ら大量のエチレンガスを放出するようになります。

このガスは、周囲にある他の果物の成熟も急激に早めてしまうため、密閉された空間に熟しすぎた果物が一つあるだけで、連鎖反応が起きて全体があっという間に腐敗してしまうのです。

 

🥝 固いキウイやアボカドを早く熟れさせる裏ワザ

このエチレンの性質を逆手に取れば、日常生活でとても便利な裏ワザとして活用できます。

買ってきたキウイやアボカド、バナナがまだ固くて青い場合、エチレンを多く放出するリンゴと一緒にポリ袋に入れて常温で置いておきましょう。

リンゴから出る天然のエチレンガスが充満し、通常よりもはるかに早く、美味しく食べ頃にさせることができます。

逆に、長持ちさせたい果物や野菜のブロッコリーやキャベツなど、エチレンに弱く黄色くなりやすい野菜は、リンゴと一緒に保存しないように注意が必要です。

 

🛍️ 果物だけじゃない?世界で一番作られている有機化合物

植物ホルモンとしての顔を持っているエチレンですが、実は工業の分野でも現代社会に最も欠かせない物質として活躍しています。

石油から作られるエチレンは、スーパーのレジ袋や食品の包装、ペットボトルのキャップなどに使われるポリエチレン(プラスチックの一種)の主原料です。

世界で最も生産量が多い有機化合物とも言われており、私たちの生活は、食べるものから日用品に至るまで、様々な形のエチレンに支えられていると言っても過言ではありません。

 

おわりに

身近な果物の変化を観察するだけでも、エチレンという目に見えないガスのパワーを感じることができます。

果物同士の相性を知って保存方法を工夫することで、フードロスを減らし、より美味しく食材を楽しむことができるはずです。

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!