出入国在留管理庁が担う外国人との共生社会

皆さん、こんにちは!
今回は出入国在留管理庁に関する雑学をご紹介します!
海外旅行へ行く際、空港でパスポートを提示してスタンプを押してもらう場所。
あのゲートに立っている審査官たちが所属しているのが、法務省の外局である出入国在留管理庁です。
ニュースなどでは「入管」と呼ばれることも多いこの組織ですが、実は2019年に組織の体制が大きく変わったばかりの、比較的新しい庁であることをご存知でしょうか?
よく混同されがちな税関との違いや庁へ格上げされた歴史的な背景など、知られざる入管庁の基礎知識を分かりやすく解説します。
🛂 よくある勘違い!入管と税関の決定的な違い
空港の到着ロビーに出るまでに、私たちは2つの重要なチェックを受けます。
それが入管(出入国在留管理庁)と税関(財務省・関税局)です。この2つは役割が全く異なります。
一言で言えば、入管は「人」を調べ、税関は「モノ」を調べる機関です。
出入国在留管理庁は、その人が「日本に入国しても問題ない人物か」、「ビザなどの滞在資格を正しく持っているか」など、人間の身元や資格を厳格に審査します。
一方の税関は、スーツケースの中身をチェックして、麻薬やコピー商品、金塊などの違法なモノが持ち込まれないか、あるいは正しい関税が支払われているかを取り締まります。
対象が人かモノかという明確な違いがあるのです。
🏢 なぜ2019年に入国管理局から庁へ格上げされたのか?
実は長年、この組織は法務省の中のいち部署である「入国管理局」という名称でした。
それが2019年4月に、より権限と独立性が強い出入国在留管理庁へと格上げされました。
この背景には、日本の深刻な少子高齢化と人手不足があります。
労働力不足を補うため、政府は特定技能という新しい在留資格を創設し、外国人労働者を本格的に受け入れる方針へと舵を切りました。
これによって、日本で暮らす外国人の数が急増することが見込まれ、単なる出入りの取り締まりだけでなく、外国人が日本で生活するための環境整備や支援体制(共生社会の実現)を強化する必要に迫られました。
その結果、人員と予算を大幅に拡充し、組織を庁へとパワーアップさせたのです。
⚖️ 取り締まりと保護のジレンマ!入管庁の3つの主な仕事
現在の出入国在留管理庁の仕事は、大きく分けて以下の3つの柱で成り立っています。
- 出入国審査
空港や海港にて日本人および外国人の出入国を審査して、テロリストや犯罪者の入国を水際で阻止します。
- 在留管理・外国人支援
日本に滞在する外国人に対して在留カードを発行し、滞在期間や活動内容を管理します。
同時に外国人が日本社会でスムーズに暮らせるよう、生活相談や情報提供などの支援も行います。
- 退去強制と難民認定
不法滞在や犯罪を犯した外国人を摘発し、母国へ強制送還する厳しい業務を担います。
一方、本国で迫害を受ける恐れがあり逃げてきた人々を難民として認定し、保護する役割も持っています。
おわりに
出入国在留管理庁は、法務省の外局として外国人の出入国審査や在留管理を行う国家機関です。
モノを調べる税関とは異なり、人の管理に特化しています。
深刻な人手不足に伴う外国人労働者の受け入れ拡大に対応するため、2019年に入国管理局から庁へ格上げされました。
日本の安全を水際で守る、厳格な取り締まりの機能と、外国人が安心して暮らせる共生社会を築く支援機能という、2つの重要な使命を担っています。
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
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