会社を「買う」「くっつく」?

皆さん、こんにちは!
今回はM&Aに関する雑学をご紹介します!
経済ニュースなどで毎日のように耳にするM&A。
かつてはドラマの影響などで「ハゲタカファンドによる会社の乗っ取り(敵対的買収)」といったネガティブで怖いイメージを持たれがちでしたが、現在では全く異なります。
企業が生き残り、大きく成長していくための極めて前向きなビジネス戦略として当たり前のように活用されています。
M&Aとは何なのか、なぜ企業は大金を支払ってまで他の会社を欲しがるのか、分かりやすく解説します。
🏢 そもそもM&Aって何?合併と買収の違い
M&Aとは、英語の「Mergers(合併)」と「Acquisitions(買収)」の頭文字をとった言葉です。
複数の会社が一つにまとまったり、ある会社が別の会社を買い取ったりする経営戦略の総称を指します。
- Mergers(合併)
複数の会社が完全に一つにくっつくことです。
A社とB社が合体して新しいC社になる新設合併や、A社がB社を丸ごと飲み込んでB社が消滅する吸収合併などがあります。
- Acquisitions(買収)
ある会社が、別の会社の株式を買い占めて経営権を握ったり、会社の特定の事業だけを買い取ったりすることです。
買われた会社は消滅せず、そのまま子会社として存続するケースが一般的です。
⏳ 最大の目的は時間を買うこととシナジー効果
なぜ企業は、数十億円、時には数兆円という莫大なお金を出してまで他社をM&Aするのでしょうか?
最大の理由は時間を買うためです。
例えば、IT企業が新しく飲食事業を始めたいと考えたとき、ゼロから店舗の物件を探し、スタッフを採用し、メニューを開発し、知名度を上げるのには何年もかかります。
しかし、既に成功している飲食チェーンをM&Aで買収してしまえば、店舗も優秀なスタッフも、長年培われたノウハウも、顧客リストも明日からすぐに手に入ります。
激しいビジネスの世界では、このスピード感が命なのです。
また、お互いの強みを掛け合わせることで、1+1が3にも4にもなるシナジー(相乗効果)を生み出し、企業の価値を爆発的に高めることもM&Aの大きな狙いです。
🤝 大企業だけの話じゃない!日本を救う中小企業のM&A
「M&A=名だたる大企業同士がやるもの」というイメージがあるかもしれませんが、現在の日本で最も件数が増えているのは中小企業や個人店のM&Aです。
その背景にあるのが、深刻な後継者不足の問題です。
黒字で経営状態が良いのにも関わらず、社長が高齢になり「自分の子供は継いでくれないし、会社を畳むしかない」と悩む町工場や飲食店が日本中に溢れています。
そこで、会社を丸ごと(あるいは事業の一部を)第三者に買い取ってもらって、従業員の雇用を守り、長年の技術や伝統を次の世代へ引き継ぐ事業承継型M&Aが国を挙げて推進されています。
最近では、個人が数百万円で小さな会社やお店を買うマイクロM&Aも大きなブームとなっています。
おわりに
M&Aは、複数の会社が統合したり、他社の株式や事業を買い取ったりする経営戦略です。
近年では大企業同士の再編だけでなく、中小企業が後継者不足による黒字廃業を防ぐための事業承継の切り札としても非常に重要な役割を担っています。
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
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