世界の原油価格を牛耳る

皆さん、こんにちは!
今回はOPECに関する雑学をご紹介します!
ニュースで「ガソリン価格がまた値上がりしました」という報道の直後、必ずと言っていいほどセットで登場するOPECという言葉。
遠い中東の偉い人たちが集まっている会議というイメージはあるものの、彼らが何を決めているのか、なぜ私たちの生活費に直結するのかを正確に答えられる人は少ないかもしれません。
実は、彼らの一声で世界のエネルギー価格は激しく上下します。
私たちの財布を握っているとも言えるOPECの正体と最近よく聞くOPECプラスとの違いについて分かりやすく解説します。
🛢️ そもそもOPECとは?石油の価格を自分たちで決めるための同盟
OPECとは「Organization of the Petroleum Exporting Countries」の略で、日本語では「石油輸出国機構」と呼ばれます。
サウジアラビアやイラクなどの中東諸国を中心に、アフリカや南米などの主要な産油国が集まって構成されている国際組織です。
1960年に設立されたのですが、その背景には怒りがありました。
当時、世界の石油の値段は「セブン・シスターズ」と呼ばれる欧米の巨大石油会社に勝手に決められており、実際に石油を掘っている中東の国々は不当に安い利益しか得られていませんでした。
「自分たちの国の資源の値段は、自分たちで決める!」と立ち上がって、産油国同士で団結して価格交渉力を高めるために作ったグループ、それがOPECの始まりです。
🚰 蛇口をひねって価格を操作!減産と増産のメカニズム
OPECが世界の原油価格をコントロールする最大の武器が、石油の生産量の調整です。
分かりやすく言うと、世界中に供給する石油の蛇口をひねって調整しています。
- 減産(蛇口を締める)
世界的に石油が余って価格が下がりそうな時には、OPECは「みんなで少しずつ掘る量を減らそう」と合意します。
市場に出回る石油の量が減れば、希少価値が高まって価格が上がります。
- 増産(蛇口を開ける)
逆に石油が足りなくて価格が高騰しすぎた時や、他の国にシェアを奪われたくない時は「もっと掘ろう」と合意し、価格を下げて安定させます。
このように、加盟国で話し合って「今月はどれくらい掘るか(生産枠)」を決定し、自分たちの利益が最大化するような絶妙な価格ラインを常に狙っているのです。
🤝 ロシアも巻き込んだ新体制!ニュースで聞くOPECプラスとは?
近年、ニュースでは単なるOPECではなく、OPECプラスという言葉がよく使われます。
これはなぜでしょうか?
実は2010年代に入ると、アメリカがシェールオイルという新しい石油をガンガン掘り始め、世界最大の産油国にのし上がりました。
アメリカの台頭により、OPECだけの力では世界の石油価格をコントロールしきれなくなってしまったのです。
そこでOPECのリーダー格であるサウジアラビアは、OPECに加盟していない別の巨大産油国であるロシアなどに声をかけ、新たな協力体制を作りました。
これがOPECプラスです。
現在では、このOPECプラスの枠組みでの決定が、世界経済の動向を左右する最も重要な要素となっています。
おわりに
OPECは、サウジアラビアなどの産油国が、自国の石油の利益を守るために結成した国際組織です。
加盟国同士で話し合って原油の生産量を調整することで、世界の原油価格をコントロールしています。
彼らの決定は日本のガソリン価格や電気代、物価にダイレクトに影響を与えています。
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
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