カブトガニの不思議な世界
皆さん、こんにちは!
今回はカブトガニに関する雑学をご紹介します!
カブトガニは海の底で静かに生活する、不思議な生物です。
その姿や生態について、今回は詳しく探ってみましょう。
カブトガニの分類と種類
節足動物にはエビやクモ、昆虫、多足類などが含まれますが、カブトガニは甲殻類ではなく、
クモの仲間に一番近いとされています。
実際、カブトガニは「剣尾類」と呼ばれ、尾剣を持つ仲間として分類されます。
カブトガニには以下の4種類が知られています。
北アメリカの東海岸のメイン・デラウェア・ユカタンに至る沿岸に生息します。
へこみが浅くてはっきりしない形をしており、第二肢だけがカギ状で、第三肢はハサミ状となっています。
単眼はアメリカカブトガニのみ3個ついています。他の種類は2個です。
そのため、アメリカカブトガニのほうが良く目が見ることができます。
日本・台湾・東シナ海沿岸・ボルネオに生息します。
前の部分がはっきりとへこんでいる形をしており、第二・第三胸肢ともカギ状になっています。
- ミナミカブトガニ
マレーシア・シンガポール・シャム湾に生息します。
アメリカカブトガニよりへこみの少ない形で、カブトガニと同様、第二・第三胸肢がカギ状になっています。
- マルオカブトガニ
ベンガル湾・フィリピン・ペナン・シャム湾・シンガポールに生息します。
一番へこみが少なく扁平(へんぺい)となっており、第二・第三肢ともハサミ状になっています。
他の種類は尾剣にトゲが生えていますが、この種類のみ、尾剣にはトゲが生えていないことが多いです。
産卵と子育て
カブトガニは海底に穴を掘り、そこに卵を産みます。
この卵は雌が保護し、孵化した幼生は海中を漂いながら成長します。
成長すると海底に降り立ち、大きなカブトガニに成長するまでの間、様々な冒険を経験します。
おわりに
カブトガニの世界にはまだまだ多くの謎が残されていますが、その美しい姿や不思議な生態に触れることは、私たちに自然の神秘を感じさせてくれます。
以上となります!お読み頂きありがとうございました!
こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!
(参考元:https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/syakaikyoiku/kabutogani-bunrui.html)