あなたのパソコンを人質に取るサイバー犯罪

皆さん、こんにちは。
今回はランサムウェアに関する雑学をご紹介します。
近年、ニュースなどでも耳にすることが増えたランサムウェア。
企業だけでなく、自治体や病院、そして個人のパソコンやスマートフォンまでもが被害に遭っています。
一見、自分には関係ないように思えるかもしれませんが、誰にでも起こりうる深刻なサイバー攻撃なのです。
🕵️♂️ ランサムウェアの仕組み
「ランサムウェア(Ransomware)」は、英語の「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」という言葉を組み合わせて名付けられました。
ランサムウェアに感染すると、パソコンやスマートフォンの中のファイルが暗号化されて開けなくなり、「元に戻したければ金を払え」という脅迫メッセージが表示されます。
攻撃者は、暗号化解除のための鍵を渡す代わりに、暗号資産(ビットコインなど)での支払いを要求するのが一般的です。
💻 どうやって感染するの?
ランサムウェアの感染経路は様々ですが、主なものは次の通りです。
- 不正サイトや広告(マルバタイジング)
怪しいサイトや不正広告をクリックすることで感染するケースもあります。
🏥 ランサムウェアの被害事例――止まる病院、止まる企業
近年では、ランサムウェアによって大規模な被害が発生しています。
このように、データが使えなくなることで、社会全体に大きな混乱が生じるのがランサムウェアの怖いところです。
🛡️ ランサムウェアへの主な対策
ランサムウェアを防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 定期的なバックアップ
データを別の場所(外付けハードディスクやクラウド)に保存しておけば、感染しても復旧が可能です。
- OS・ソフトを最新の状態に
セキュリティ更新を怠らず、常に最新バージョンを保ちましょう。
- 不審なメール・リンクを開かない
送信元が怪しい場合は、添付ファイルやURLをクリックしないこと。
- セキュリティソフトの導入
ランサムウェア対策機能があるセキュリティソフトを使うことで、感染リスクを大きく下げられます。
🚫 身代金を支払うべきか?
攻撃者の要求に応じて身代金を支払っても、必ずしもデータが戻るとは限りません。
また、支払いは犯罪組織を支援する行為にも繋がるため、多くの専門機関や警察は支払わないことを推奨しています。
被害に遭った場合は、速やかに警察(サイバー犯罪相談窓口)や専門業者に相談することが重要です。
おわりに
普段からのバックアップ・更新・警戒心が何よりの防御になります。
便利なデジタル社会を安心して活用するために、一人ひとりがセキュリティ意識を高めて、被害を未然に防ぐ行動を心がけましょう。
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以上となります。お読み頂きありがとうございました。
こんな雑学が知りたいなどリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください。