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トマトジュースに関する雑学!

美容と健康の強い味方となるジュース

皆さん、こんにちは!

今回はトマトジュースに関する雑学をご紹介します!

真っ赤な色が特徴のトマトジュースは、手軽に栄養を補給できる健康ドリンクとして人気です。

しかし、トマトジュースがどのように誕生し、どのような健康効果を持つのかご存じでしょうか?

本記事では、トマトジュースの発祥と歴史、製造方法、栄養価、健康効果、そして意外な雑学について詳しく解説します。

 

トマトジュースの発祥と歴史

トマトジュースは、アメリカが発祥とされており、1917年にインディアナ州のルイス・ペリノ氏がホテルの
宿泊客に提供したのが始まりとされています。

当時は生のトマトが不足していたため、代わりにトマトをすりつぶし、水と塩を加えて提供したのがきっかけでした。  

1920年代の缶詰技術の発展とともに、トマトジュースが製品化され、商業的に販売されるようになりました。

1930年代のアメリカでは朝食にトマトジュースを飲む習慣が定着し、世界中へ広まりました。

日本では戦後に普及し、1957年にカゴメが国産トマトを使用したトマトジュースを販売開始しました。

その後、健康志向の高まりとともに人気が拡大しました。

 

トマトジュースの製造方法

トマトジュースの製造は、大きく分けて以下の手順で行われます。  

  1. 収穫・選別
    糖度や酸味のバランスが良いトマトを選定します。
    加工用トマトは生食用とは異なり、果肉が厚く水分が少ないのが特徴です。

  2. 洗浄
    トマトの表面についた汚れをしっかり落とします。

  3. 加熱・破砕
    トマトを加熱して柔らかくし、ミキサーなどで破砕します。

  4. ろ過
    皮や種を取り除き、なめらかなジュース状にします。

  5. 加熱殺菌
    長期保存のため、85~90℃程度で加熱殺菌します。

  6. 充填・密封
    缶やペットボトル、紙パックに充填し、密封します。

  7. 冷却・保管
    風味や栄養を保つため、急速冷却して出荷します。

 

トマトジュースの栄養価

トマトジュースには、健康に良い成分が豊富に含まれています。  

  • リコピン:抗酸化作用が強く、美肌や動脈硬化予防に効果的です。

  • ビタミンC:免疫力向上や美肌効果が期待できます。

  • カリウム:塩分の排出を助け、高血圧予防に役立ちます。

  • 食物繊維:腸内環境を整え、便秘解消をサポートします。

  • βカロテン:体内でビタミンAに変換され、目の健康維持に貢献します。

  • クエン酸疲労回復や代謝促進に効果的です。

※ 市販のトマトジュースには、食塩無添加のものと食塩入りのものがあり、塩分摂取量には注意が必要です。

 

トマトジュースの健康効果

トマトジュースには、以下のような様々な健康効果が期待できます。

  • 抗酸化作用で老化防止
    トマトジュースに含まれるリコピンは、活性酸素を除去する強力な抗酸化作用を持っています。
    これにより、シミやシワの予防、動脈硬化生活習慣病のリスク軽減に役立ちます。

 

  • 血圧を下げる効果
    トマトジュースに含まれる カリウムは、体内の余分な塩分を排出し、高血圧を予防する効果があります。
    特に減塩を意識している人にオススメです。

 

  • ダイエット・脂肪燃焼
    トマトジュースには、脂肪燃焼を促す13-oxo-ODAという成分が含まれており、ダイエット効果が期待できます。
    また、食物繊維が豊富なため、満腹感が持続しやすいのも特徴です。

 

  • 免疫力アップ
    ビタミンCやリコピンの抗酸化作用により、風邪予防や免疫力向上に役立ちます。

 

  • 疲労回復・ストレス軽減
    トマトのクエン酸は、疲労回復をサポートし、ストレスを和らげる効果があります。
    仕事や運動後に飲むと、リフレッシュ効果も期待できます。

 

夜に飲むとリコピンの吸収率がアップする理由

リコピンの吸収率は夜に飲む方が高まると言われています。

その理由は、脂溶性リコピンは食後の油分と一緒に摂取すると吸収率が高まるため、夕食後や寝る前に飲むのが効果的だからです。

また、夜にリコピンを摂取すると、睡眠中に細胞の修復が促進され、抗酸化作用が最大限に発揮 されると考えられています。

これにより、美肌効果やアンチエイジング により良い影響を与えることが期待されます。

朝に飲むのはダメ?

朝飲んでもリコピンは摂取できますが、胃が空っぽの状態では吸収率が下がります。

朝飲む場合は、ナッツやチーズ、オリーブオイルを使った料理と一緒に 摂ると吸収率が上がります。

 

加熱するとリコピンの吸収率がアップ!

リコピンは熱に強く、加熱すると吸収率が大幅にアップすることが分かっています。

生のトマトに含まれるリコピン細胞壁に包まれており、消化吸収されにくい構造をしています。

しかし、加熱することで細胞壁が壊れ、リコピンが体内に吸収されやすくなり、吸収率が約3倍になります。

オススメの加熱方法は以下の通りです。

  • トマトジュースを温めてホットトマトジュースにする

  • トマトジュースをスープやパスタソースに活用する

  • 電子レンジで軽く温めるだけでもOK!
ホットトマトジュースの作り方
  1. トマトジュース(無塩)をカップに注ぎます。

  2. 電子レンジで約40~50℃に温めます(加熱しすぎないよう注意しましょう)。

  3. オリーブオイルを小さじ1杯加え、よく混ぜます。

これだけで、リコピンの吸収率を高めるホットトマトジュースが完成します!

 

トマトジュースとオリーブオイルの組み合わせが最強!

リコピン脂溶性 のため、油と一緒に摂取することで吸収率がアップします。

特にオリーブオイルと組み合わせると、吸収率が4倍以上になると言われています。

また、他にもオリーブオイルのオレイン酸が血糖値の急上昇を防ぎ、血糖値の上昇を抑える効果が得られ、
オリーブオイルの働きで便通が良くなり、腸内環境の改善にも繋がります。

オススメの組み合わせは以下の通りです。

  • ホットトマトジュース+オリーブオイル(小さじ1杯)

  • トマトジュース+アボカド+チーズのスムージー

  • トマトジュース+ナッツ(アーモンドやクルミと一緒に)

特にオリーブオイルはエクストラバージンオリーブオイルを選ぶと、ポリフェノールも摂取できて健康効果がさらに高まります!

 

トマトジュースの「レッドアイ」カクテル

トマトジュースはお酒とも相性抜群です。

特にビールとトマトジュースを組み合わせたカクテル 「レッドアイ」 は、さっぱりとした飲み口で人気です。

レッドアイの特徴は以下の通りです。

  • トマトジュースの酸味とビールの苦味が絶妙にマッチします。

  • 二日酔い防止効果があります(トマトのリコピンクエン酸がアルコールの分解を助ける)。

  • アルコール度数が低めで飲みやすいです。
レッドアイの作り方(簡単レシピ)
  • 材料(1杯分)
    ・トマトジュース:100ml

    ・ビール:100ml

    ・レモン汁(お好みで):少々

 

  • 作り方
    1. グラスにトマトジュースを注ぎます。

    2. ビールをゆっくり注ぎ、軽く混ぜます。

    3. お好みでレモン汁を加えます。

夏場には氷を入れて冷やして飲むのもオススメです!

ウォッカを加えた「ブラッディ・マリー」や日本酒の「トマトサワー」はオススメのアレンジです。

お酒を飲むときも トマトジュースを活用すれば、二日酔い予防や健康的な飲み方ができる ので、ぜひ試して
みてください!

 

おわりに

トマトジュースは、アメリカで誕生し、世界中で親しまれるようになった飲み物です。

リコピンやビタミンCなどの栄養が豊富で、美容や健康維持に役立ちます。

特に血圧の管理やダイエット、老化防止に効果的で、生活習慣病の予防にも期待されています。  

毎日の習慣として夜に飲む、オリーブオイルと組み合わせるなどの工夫を取り入れながら、健康的な生活に
トマトジュースを活用してみてはいかがでしょうか?

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!