🐧 北海道が誇る感動の動物園 🐧
皆さん、こんにちは!
今回は旭山動物園に関する雑学をご紹介します!
北海道旭川市にある旭山動物園は、日本最北の動物園として1967年に開園しました。
一時は来園者減少に悩み、閉園寸前まで追い込まれましたが、独自の工夫と挑戦によって奇跡の復活を果たしました。
今や一度は行ってみたい動物園として、全国から多くのファンを集めています!
📜 旭山動物園の歴史
旭山動物園は1967年(昭和42年)、北海道旭川市にオープンしました。
「日本最北の動物園」として期待されて開園したものの、当初は小規模な施設で、人気もそれほど高くあり
ませんでした。
北海道の厳しい気候に対応できるよう、寒さに強い動物たちを中心に飼育していましたが、全国的な知名度はまだ低かったのです。
⚠ 低迷と閉園の危機
1980年代後半になると、全国的にレジャー施設が多様化し、動物園の人気は下降しました。
旭山動物園も例外ではなく、来園者数は激減し、一時は年間20万人台にまで落ち込みました。
市の財政も苦しくなり、閉園論が現実味を帯びてきた時期でもあります。
この頃は、施設の老朽化も進み、動物たちの展示もただ檻の中にいるだけという受け身なものが中心でした。
✨ 奇跡の復活〜行動展示の導入
そんな中、転機が訪れます。
1997年、当時園長に就任した小菅正夫さんが中心となり、「行動展示」というまったく新しい展示スタイルを導入しました。
「動物たちの自然な行動を見せることで、命の尊さを伝える」
この理念の基、従来の見るだけの動物園から、感じる・学ぶ動物園へと大きく方針転換しました。
次々と新しい展示施設が作られ、そのユニークな取り組みは全国に評判が広がっていきました。
🗾 全国的人気へ
2000年代に入ると、旭山動物園は全国的な人気スポットに成長しました。
来園者数はピーク時には年間300万人を突破し、上野動物園に次ぐ国内2位を記録したこともあります!
さらに、旭山動物園の成功は日本全国の動物園に大きな影響を与え、展示方法を工夫して動物の魅力を伝えるというスタイルが各地に広まっていきました。
現在も、季節ごとにイベントや特別展示を行いながら、動物たちにとっても、来園者にとっても優しい動物園づくりを続けています。
🐻 「行動展示」で動物たちの本来の姿を
旭山動物園の革命的な取り組みが行動展示です。
これは、動物たちが本来持っている行動や能力を自然な形で見せる展示方法です。
普通の動物園では動かずに寝ているだけの動物も旭山では、
- アザラシが透明な円柱水槽をスイスイ泳ぎ回る「マリンウェイ」
- ペンギンがまるで空を飛ぶように水中を泳ぐ姿が見られる「ぺんぎん館」
- ホッキョクグマが高台から豪快に水中ダイブする「ほっきょくぐま館」
など、ダイナミックな動きを間近で体感できます!
「生き生きと暮らす動物たちを見て、命の大切さを感じてほしい」という想いが込められています。
⛄ 冬限定!「ペンギンの散歩」は必見
旭山動物園の冬の風物詩といえば、ペンギンの散歩です。
積雪のある園内を、キングペンギンたちが列を作ってよちよち歩く可愛らしい姿に、観客からは歓声が上がります。
なぜ散歩するのかと言えば、冬場に運動不足になりがちなペンギンたちの健康を保つために始めた取り組み
なんです。
雪景色の中をペンギンたちが歩く姿はまさに癒しそのものです。冬にしか見られない貴重な光景です!
👍 園内オススメのスポット
旭山動物園内のオススメスポットを紹介します。
- あざらし館:アザラシたちが円柱水槽を縦横無尽に泳ぎ回る姿は大迫力です!
- オオカミの森:群れで暮らすオオカミたちを、森の中にいるかのような臨場感で観察できます。
- もうじゅう館:トラやヒグマなど大型猛獣たちを、間近で迫力たっぷりに見ることができます。
- こども牧場:小動物たちとふれあえるエリアで、家族連れにも大人気です。
⭕ 旭山動物園の理念とこだわり
旭山動物園は、動物を見せること以上に、動物たちの生き様を伝えることを大切にしています。
- 飼育員さんが自ら説明する「もぐもぐタイム」
- 展示方法の工夫で、動物たちのストレスを最小限に
- 命を尊ぶ教育活動も積極的に展開
などに取り組み、単なるレジャー施設ではなく、命の大切さを伝える場所としても高く評価されています。
🚃 旭山動物園のアクセス情報と開園時間
※冬季はペンギンの散歩など特別イベントも開催されますので、時期を選んで訪れるのもオススメです!
おわりに
動物たちの「生きる力」を感じられる場所、それが旭山動物園です。
かわいいだけでなく、力強く生きる姿に心を打たれるはずです。
北海道旅行を計画しているなら、絶対に訪れてほしいスポットの一つです!
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以上となります!お読み頂きありがとうございました!
こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!