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WHOに関する雑学!

🌍 世界の健康を守る司令塔 🌍

Wikipediaより

皆さん、こんにちは!

今回はWHOに関する雑学をご紹介します!

世界中で発生する感染症や健康危機――。

こうした課題に対し、国境を越えて対応する組織が「WHO(世界保健機関)」です。

私たちの生活とも深く関わるこの国際機関について、基本から雑学までわかりやすく紹介します。

 

✅ WHOとは?

WHO(World Health Organization)は、1948年に設立された国連の専門機関です。

世界の人々の健康を守ることを目的に、加盟国の政府や研究機関、医療機関と連携して様々な活動を行って
います。

 

🩺 WHOの主な役割とは?

WHOの活動は多岐に渡りますが、主に以下のようなことを行っています。

 

  • 各国の保健政策の支援
    医療体制が整っていない国に対し、技術的支援や医療人材の派遣なども行います。

 

  • ワクチンや医薬品の承認・推奨
    各国が使用する医薬品・ワクチンについて、国際的な評価・ガイドラインの提供をしています。

 

  • 健康に関する研究と情報提供
    世界各国での調査結果を集約し、ガンや糖尿病、メンタルヘルスなど幅広いテーマで指針や提言を発信
    します。

 

📖 WHOの歴史:戦争から平和への医療協力へ

WHOは第二次世界大戦後の1948年4月7日に、感染症や飢餓に苦しむ国々を支援する目的で設立されました。

前身は「国際保健事務局」という組織で、20世紀初頭から国際的な感染症対策に取り組んでいました。

WHO設立日の4月7日は「世界保健デー(World Health Day)」として、毎年テーマを変えて世界中で啓発
活動が行われています。

 

🎂 世界保健デーの毎年のテーマ、知ってる?

「世界保健デー(World Health Day)」は、WHOが設立された日を記念して、1949年から毎年4月7日に開催されている国際的な記念日です。

この日は、世界中の人々に健康への意識を高めてもらうことを目的としており、毎年異なるテーマが設定されます。

テーマはその年の世界的な健康課題を反映しており、各国で啓発活動やセミナー、医療キャンペーンなどが
行われます。

過去の主なテーマ例は以下の通りです。

  • 2013年:「高血圧に注意を」

  • 2017年:「うつ病、話そう」

  • 2021年:「公平で健康な世界を目指して」

  • 2023年:「健康はすべての人に(Health For All)」

このテーマは私たちの日常の健康管理やメンタルヘルスの重要性などに直結することが多く、健康的なライフスタイルを見直す良い機会になります。

 

🧳 渡航前には「イエローカード」が必要な国も

イエローカード」は、正式名称を「黄熱病予防接種証明書(International Certificate of Vaccination or Prophylaxis)」と言います。

これは、黄熱病という蚊が媒介する感染症の予防接種を受けた証明書であり、WHOの規定に基づいて発行されます。

主なポイントは以下の通りです。

  • 対象地域
    黄熱病のリスクがある国(特にアフリカ中部・西部や南米の一部)への渡航時に必要です。

 

  • 有効期間
    2016年以降、1回の予防接種で生涯有効とされています。

 

  • 入手方法
    厚生労働省が指定した黄熱病予防接種実施機関(全国に数か所)でワクチンを接種し、その場で発行してもらえます。

黄熱病の予防は、その国への入国条件になっており、イエローカードがないと入国できない場合があります。

海外旅行や出張の前には、目的地の渡航情報を確認することが大切です。

 

🏥 パンデミック宣言とは?

パンデミックとは、感染症が世界中で広く流行し、深刻な健康被害を及ぼす事態のことです。

WHOは状況に応じて、感染症の流行レベルを段階的に評価した上で、最も深刻な段階を「パンデミック」と
宣言します。

パンデミック宣言の意義は以下の通りです。

  • 国際的な緊急対応の促進
    各国政府がロックダウンや医療体制の強化などの対策を取りやすくなります。

  • 医療資源の分配
    ワクチンや治療薬の開発・供給が加速されます。

  • 社会・経済への影響認識
    感染症が経済・物流・教育に与える影響を可視化し、対策が検討されます。

近年の代表例として、2009年の新型インフルエンザ(H1N1)や2020年 COVID-19(新型コロナウイルス
などがあります。

特にCOVID-19は、2020年3月11日にWHOがパンデミック宣言を出したことにより、世界的な対応が本格化
しました。

この宣言が出されること自体が、国際的な警告としての意味を持ちます。

 

おわりに

私たちの暮らしに深く関わるWHOは、ただの国際機関ではなく、世界中の「いのちと健康」を守るために日々活動しています。

世界保健デーをきっかけに、身近な健康課題について少し立ち止まって考えてみるのも良いかもしれません。

国際的な視点から、自分や大切な人の健康を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

こんな雑学が知りたい!などリクエストがありましたら、是非コメント欄にお寄せください!