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帝国ホテルに関する雑学!

🏨 明治の誇りから世界の名門へ 🏨

公式サイトより

皆さん、こんにちは!

今回は帝国ホテルに関する雑学をご紹介します!

「帝国ホテル」と聞くと、格式と伝統、そしてきめ細やかなサービスを思い浮かべる方も多いと思います。

国内外の賓客を迎えてきた、日本を代表するラグジュアリーホテルの一つであり、その存在はまさに「ホテル界の迎賓館」とも言えるでしょう。

今回は、そんな帝国ホテルの起源・歴史・特徴・サービス・ちょっとした雑学まで、たっぷりご紹介します。

 

📜 帝国ホテルの起源と歴史

帝国ホテルの創業は1890年(明治23年)です。

近代国家を目指す日本において、当時の明治政府は「外国からの賓客を迎え入れる迎賓施設」の必要性を強く感じていました。

その使命を担うべく誕生したのが、帝国ホテルです。

初代ホテルは日比谷公園の近くに建てられており、西洋風のモダンな建築と高水準の接客で、すぐ話題となりました。

 

🏢 フランク・ロイド・ライトの設計によるライト館

特に有名なのが、1923年(大正12年)に竣工した第2代本館で、フランク・ロイド・ライトが設計を担当しました。

ライトの建築美学が凝縮されたこの建物はライト館と呼ばれており、関東大震災当日(1923年9月1日)に落成披露宴が行われたことでも知られています。

地震に耐え抜いたその設計力は世界的に賞賛され、今も伝説として語り継がれています。

 

🚃 立地とアクセスの良さ

帝国ホテルは、東京都千代田区内幸町に位置し、銀座・日比谷・有楽町・霞が関などのビジネス・観光エリアから至近です。

と、格式あるホテルながらアクセスも良く、ビジネスでも観光でも非常に便利なロケーションです。

 

🏨 帝国ホテルの特徴と魅力

帝国ホテルには、以下のような特徴と魅力があります。

  • おもてなしの神髄「インペリアル・ホスピタリティ」
    帝国ホテルの代名詞とも言えるのが、「インペリアル・ホスピタリティ」です
    明治から続く丁寧な接客スタイルと、細部まで行き届いたサービスは、国内外のVIPやリピーターから高く評価されています。

 

例)

チェックイン時に名前を呼ばれる

忘れ物を即座に特定して届ける

宿泊者の好みを記録し、次回に反映

 

  • グルメも一流!ホテルバイキング発祥の地
    帝国ホテルは、日本で初めてバイキング形式(ブフェスタイル)を導入したホテルとして知られてます
    その草分け的存在が、ホテル内レストラン「インペリアルバイキング サール」です。
    1958年の開業以来、質・量ともに満足度の高い料理で、ファミリーからビジネス利用まで、多くの支持を集めています

 

✨ 数々の著名人が宿泊した名門ホテル

帝国ホテルは、その格式の高さとホスピタリティの質から、世界中の著名人や国家元首、セレブリティたちに選ばれてきた名門ホテルです。

  • チャールズ・チャップリン(映画監督・俳優)
    1932年に来日した際に帝国ホテルに滞在しました。
    当時の日本では映画ファンの間で大変な話題となり、ファンがホテルの前に押し寄せたそうです。
    ちなみにこの来日は、五・一五事件と重なっていたことでも知られています。

 

  • マリリン・モンロー(女優)とジョー・ディマジオ(メジャーリーガー)
    1954年、新婚旅行で来日した際に宿泊しました。
    二人のロマンチックな訪問は世界的にも話題になりました。
    帝国ホテルには、モンローが泊まった「モンロールーム」が記録として残っています。

 

  • ダイアナ元皇太子妃
    1995年に英国王室の代表として日本を訪れた際に帝国ホテルに宿泊しました。
    当時の報道は大きく取り上げられ、ホテル周辺は多くの市民や報道陣で賑わいました。

 

🪖 第2次世界大戦中、GHQに接収されていた

第二次世界大戦後、日本が連合国軍(GHQ)の占領下に置かれた際、帝国ホテルもGHQに接収されました。

その期間は1945年9月から1952年4月の約7年間です。

GHQの軍人や職員の宿泊・業務拠点として利用されており、当時の建物や備品の一部にその痕跡が残っていたと言われています。

一般客の利用は制限され、日本人にとっては憧れの場所でありながら立ち入れない存在になっていた時期でもありました。

この接収期間中に得たノウハウが、戦後のホテル運営の高度化にも繋がったと言われています。

 

🍛 帝国ホテルのカレーが長年お土産として人気

帝国ホテルの伝統のビーフカレーは、実は明治時代から続く看板メニューの一つです。

レストランで提供されるカレーは、特製ブイヨンと上質な牛肉、野菜、スパイスで丹念に仕上げられた、深い味わいが特徴です。

お土産やギフト用としては、レトルトパウチの帝国ホテルカレーが人気です。

贈答品や自宅用に高級感あるパッケージで販売され、デパートや空港でも取り扱いがあります。

実際のレストランで味わえるビーフカレーは、ホテル内にある「レ セゾン」や「パークサイドダイナー」にて提供されており、宿泊客のみならず食事だけの利用者も多いです。

このカレーを通じ、帝国ホテルの味を家庭でも手軽に楽しめる点が、多くのファンを魅了している理由の一つです。

 

おわりに

130年以上の歴史を持ちながら、今なお進化を続ける帝国ホテル。

時代が変わっても、本物のもてなしを追求するその姿勢には、訪れる人の誰もが感銘を受けるはずです。

帝国ホテルは、日本のホテル文化の象徴として、これからも多くの人の記憶に残り続けるでしょう。

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以上となります!お読み頂きありがとうございました!

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